カンホンです。
前回のエントリーでGoogleの面接を受けてボコボコにされた話を書きました。

実は同時期にIndeedの面接も受けており、こちらも3次で敗退したので今回はその記録を残しておきます。
Indeedの採用プロセスではGoogle同様リクルーターとの接触から面接まで体験が素晴らしく、本当に行きたかっただけに非常に残念でした。
本記事が今後同社を志す人の役に立つことを祈って、今回涙を堪えながら書いていこうと思います。
- Indeedの面接でどのようなことが聞かれるのか知りたい
- 「仕事探しは〜」の曲が頭の中で流れてくる
- もはや転職はどうでもいいから泉里香さんに少しでも近づきたい
そもそもIndeedとは
Indeedはアメリカ発の「求人特化型の検索エンジン」です。
雇用者と求職者を結びつけるマッチングプラットフォームとして、アメリカの職探しにおいてはとてもポピュラーな存在になっています。
日本では「仕事探しはIndeed〜♪」で泉里香さん&斎藤工さんのCMが頭に焼き付いている人も多いのではないでしょうか。
求人の検索エンジンという考え方は、今後日本でもより一般的になっていくのではないかと思います。
また、知っている人は知っていますが、Indeedの会社としての待遇はほとんど世界一レベルです。
スタッフでも年収1,000万は超え、米テック企業と言えばのオフィスのフリーランチや有給の数に制限がないこと等々、行きたくない理由が見つかりません。
コロナ状況下では、在宅勤務の準備金(?)とやらでかなりの額が給与に加えて支給されたらしく、もう本当に神レベルです。
私が驚いたことに、リクルーターから1次面接のHiring Manager、2次面接のDirectorと、こちらが聞いていないにも関わらず給与の話をしてくれます。
きっと本当に良いんでしょう...。
心の底から行きたかったです...orz
Indeedの面接記録
さて、そんなほぼ世界最強とも言える会社Indeedの面接を私が受けた記録を以下残しておきます。
今後Indeedへの転職を志す方は是非チェックしてみてください。
応募〜リクルーター面談
まず始めに求人を見て応募した媒体はOpenWork(旧Vorkers)でした。
ちょうどその時Googleを含めいくつか面接が決まっていたので、「ついでに出しておくか」くらいの気持ちでたまたま見つけた求人に応募。
ポジションとのマッチがあったのか、割とすぐリクルーターが連絡をくれて面談することになりました。
実は自分が応募した時に既に3次(その次が最終)まで進んでいる候補者がいたらしく、急遽ねじ込んてもらう形で進むことになりました。
このリクルーターの感じがまずとても良かったです。
1次面接:Hiring Manager(通過)
事前にリクルーターから「めっちゃいい人」と聞いていたHiring Managerとの面接を行いました。
本当にめっちゃいい人で、「この人の下で働きたい...」と面接中に既に思ってしまったほどです。
質問内容はベーシックなもので、志望動機や自分の仕事の経験をシェアできれば問題なく、厳しいツッコミ等はなかったです。
始めに彼からIndeedの仕事やミッションについて話をしてもらい、そこで初めてこのサービスの意義についても理解ができました。
総じて、非常に有意義な時間でした。
終始いい感じだったので面接最中から「次行けるだろう」と思っていたところ、案の定面接中に次に進む旨を伝えてもらうことができました。
2次面接:Director(通過)
1次面接の2日後に早速応募ポジションの部門のトップであるDirectorの2次面接を受けました。
こちらも普通に会話しながら進んでいく形でかなり盛り上がったので、面接途中で通った手応えが既にありました。
リクルーターから事前に候補者のキャリア観を気にするということを言われていたのですが、確かにそのあたりを中心に質問されました。
例えば、自分の転職タイミングやキャリアの軸、最終的に目指すところはどこなのか等々、結構深く掘り下げられました。
候補者のキャリア形成の上でIndeedがプラスになるのか、向こうからも見極めてくれているような感じでした。
こちらも最後に次にUS本社との面接に進む旨伝えられて終了することができ、面接後すぐに調整のメールが来ました。
3次面接:US本社(ちーん)
2次面接の翌週に、US本社に勤める日英バイリンガルの女性と3次面接をしました。
それまでの面接が1時間だったのに対して、3次面接は30分でした。
なので、「英語力の確認程度だろう」と思い、英語でベーシックな問答を準備する程度で割と気楽に構えていました。
ところが、結果的に一番手応えのない面接となり、最終的にはお祈りが来てしまったのでした...。
大体この手の英語面接は「相手はめちゃフレンドリー」だと思いきや、とても反応が薄いお方で、響いているのかどうかもよくわからず。
一通りベーシックな質問に対して英語で受け答えした後、日本語に切り替えらえてさらに質問。
ようやく終わりかと思ったら最後に候補者みんなに聞いている質問を一つ、ということで以下。
「日本の握り寿司の消費量を教えてください」
.................??!!!!?????????
こ、ここでフェルミきたかああ
正直油断してました。
フェルミ推定自体は過去の転職活動でも対策していたので、今でもそれっぽくできないことはありませんでした。
が、完全に不意をつかれたことで動揺。
しかもリモートの中で相手が自分が考えをまとめるのを待っていることに何故かさらに焦り、思考がまとまらず。
結果、出した回答プロセスもイマイチな上に、面接が終わってから自分が握り寿司でなく握り飯(おむすび)の試算をした事に気づき絶望します。
完全に「ちーん」状態でした。
1週間後くらいにお祈りメールが来て、今回は他の候補者を次に進める事にしたとのこと。
(4次が最終で日本の支社長の面接だったので、そこまで行けばほぼ決まりのようでした。)
もちろん握り飯事件が敗因かはわかりませんが、しくじった事には変わりありません。
逃した魚がデカかっただけに、その後しばらく落ち込みました...。
Indeedの面接準備として行っておくべきこと
以上、自分の経験からIndeedの面接対策としては以下を意識すると良いかと思います。
- 一般的な質問に対する回答の準備
- 英語面接に耐えられる英語力
- フェルミ推定・ケース面接の準備
①は普通に他の企業の面接の準備と変わりありません。
普段の仕事の成果や日頃の自身の思考プロセスをフルにアピールしましょう。
②英語については、どのポジションでもおそらく必ず英語面接はあるようなので、自信のない方は特に入念に準備しておくべきです。
質問内容としては、日本語の面接の準備と変わらない認識で大丈夫かと思います。
③はポジションにもよると思うのですが、自分の感覚的に外資テック系のビジネス・マーケティング系のポジションでは特にある場合が多いです。
日頃の仕事で頭を使っていることがもちろん一番の対策ですが、面接前にも準備しておくと自分のように慌てることなくベターです。
しかし総じて、Amazon・Googleに完敗している身としては、「AやGに比べればそこまでハードな面接ではない」というのが正直な感想でした。
もちろん高いレベルで準備をしておくに越したことはないので、打倒Amazonの気持ちで準備をしてIndeedも受けるのがオススメできそうです。
まとめ
以上、今回はIndeedの面接体験のシェアでした。
Googleと並行して進めていましたが、会う人が皆素晴らしく、加えて手応えがあったこともあり、むしろGよりも行きたかった会社でした...。
またいつか力をつけてリベンジしたいと思います。
その時は必ずや握り寿司のフェルミ推定は完璧に回答する予定です。
そして最近面接に落ちたレポートしかできていませんが、早く成功体験をシェアできますように...。
次回こそ、乞うご期待ください。