【体験談】台湾華語検定「TOCFL」のBand A・基礎級合格記録

カンホンです。

先日、台湾華語の検定である「TOCFL(華語文能力測験)」を初めて受け、下から2つ目のレベル(Band A・基礎級)に合格しました。

途中コロナを言い訳に勉強を中断していた時期もありましたが、なんとか最初の関門をクリアしたのでホッとしています。

今回は私が行ってきた勉強法や対策などをシェアするので、これからTOCFLに挑戦しようと思っている方は、是非参考にしてみてください。

こんな人向けの記事

  • 台湾華語を勉強中で、TOCFL受験を検討している
  • 台湾華語を上達させたい
  • 台湾に留学したい・台湾で仕事がしたい

 

「TOCFL(華語文能力測験)」の概要

TOCFLとは

TOCFL(華語文能力測験)とは、台湾の公式中国語検定です。

公式ホームページに記載されているTOCFLの用途としては以下のようなものがあります。

◇「台湾奨学金」を申請する為の参考基準として

◇外国人留学生を募集している台湾の大学、専門学校等において中国語能力の参考基準として

◇就職活動をする際の中国語能力の証明として

※現在、台湾国内の多くの専門学校、大学や大学院が本検定試験を入学申請条件、あるいは中国語能力の参考基準としており、多くの企業、法人も台湾駐在決定の参考基準としています。

私は今後仕事で使えるレベルにまで到達したいと考えており、そのための実力を測るモノサシとして活用しようとしています。

また、テスト内容はリスニングとリーディングパートのみですが、日常生活に置ける言語仕様能力を測る内容なので実践的な語学力養成にも役立ちます。

本検定試験の目的は台湾華語学習者の日常生活における言語使用能力を測ることにあり、特定の教材に基づいての出題は行っていません。

試験内容は様々な日常生活の場面を想定して出題されて、題材は実生活に近く、そして多元的です。

例えば、聴解試験では、日常会話、広告、ラジオ、公告、スピーチ、天気予報など異なるジャンルが出題のソースとなっており、読解試験では、広告、公告、手紙、メモ、天気予報など異なるジャンルが出題のソースとなっています。

出題される短文も文学、科学、芸術、天文、歴史など異なる領域をテーマとしています。

TOCFLのレベル

TOCFLはリスニング・リーディングそれぞれ80点満点(合計160点満点)のテストで、難易度によりBand A ~ Band Cの3種類に分かれます。

また、合格の場合も獲得した点数によりさらにレベル分けがされます。

私が今回初受験として挑戦したのは一番下のレベルのBand Aで、ギリギリ基礎級に合格することができました。

TOCFLのその他詳細については、以下ホームページをご覧ください。

参考 TOCFLについてTOCFL(華語文能力測験)

 

 

「TOCFL(華語文能力測験)」の勉強法

ここからは私が基礎級合格までに行っていた勉強法についてご紹介します。

以下①〜③にまとめました。

①スクールの利用

まず始めに私は台湾華語のスクールに通っていたので、基本的にはそのスクールの授業・テキスト中心に勉強を行っていました。

【体験談】台湾華語の勉強を本気で始めるなら教室通いがおすすめ

スクールで使っていたテキストはこちらです。

National Taiwan Normal University Mandarin Training Center

1~6冊目まであり、それぞれがTOCFLの計6つのレベルに対応しています。

内容としては、一つ一つ丁寧な解説で非常にわかりやすいです(説明文や訳は英語です)。

ちなみに、もちろんスクールを使わずに台湾華語を勉強することは可能です。

しかし、日々忙しい社会人にとってはできるだけ効率良く勉強をすることが何より重要で、スクールの利用は大いにアリだと考えています。

私はまず独学で始めたものの、なかなか思うように勉強が進まなかったのでスクールに通うことにしました。

結果的にこれは大正解で、週末のクラスがペースメーカーとなり、無理なく効果的な勉強を継続していくことができました。

②毎日のシャドーイング

上述のように勉強の中心はスクールで、テキストをクラスに合わせてしっかりと予習復習することでした。

しかしそれだけでは足りないと思い、日常会話にフォーカスをした参考書で、毎日15分程度例文を見ながらシャドーイングも行っていました。

以下使っていた参考書ですが、様々なシチュエーションの例文があり、大変使いやすかったです

シャドーイングについては、元々私が英語を習得するのに重宝したトレーニングです。

詳細は以下の記事をご参照ください。

私の英語力を大幅に向上させた「シャドーイング」体験&やり方解説

シャドーイングは中国語にも使えるだろうと思い今回応用させましたが、案の定効果は抜群でした。

リスニングが鍛えられるのはもちろんのこと、ネイティブの音を真似することで、中国語の学習で一番厄介な発音のトレーニングもすることができました。

上記参考書のレベルとしてはBand Aの範囲を超えた内容も出てきますが、スクールのテキストではカバーできない箇所も勉強できたので良かったです。

③過去問でレベルアップ

実は私はスクールのテキストの1冊目がちょうど終わったところで試験を受けました。

つまり、Band Aの試験範囲の半分はまだちゃんと勉強していない状態で本番に臨んだのです。

リーディングについては漢字から意味を想像できるのでなんとかなる部分が多いのですが、リスニングは単語の発音を知らないと全く太刀打ちできません。

なので、②で紹介した参考書で勉強すると共に、公式ホームページにある過去問で本番形式の問題をガリガリ解きました。

そして過去問に出てきた知らない単語を、一つ一つしっかりと拾って覚えていくことで知識を増やしていきました。

 

テスト結果詳細と感想

最後にテスト結果の詳細ですが、次のような感じです。

  • リスニング:53点
  • リーディング:70点
  • 合計:123点 

リスニングのボーダーが51点のようなので、ギリギリの基礎級合格(Certificate Level:基礎級)でした。

(片方入門級でも基礎級でいいんですね。)

受けた直後はリスニングが自信無さすぎず、「落ちたわ」とヘコんでましたが、ギリギリ滑り込めていたのでとても嬉しかったです。

今後の学習のモチベーションもかなり上がったので、次は半年後くらいにBand Bに挑戦をしようと考えています。

そして、肝心の中国語力はアップしたのか?(会話できるようになったのか?)と言われると、まだまだです...。

しかし、ゆっくり聞いてもらう簡単な質問に対しては、一応答えられるくらいにはなりました。

なので会話と呼べるレベルに向かい、亀速度でも前進はしています

また、英語のTOEICと同様、テストは基礎力の養成ツールだと考えています。

マイルストーンとして利用しつつ、スクールでのトレーニングを中心にしっかりと会話力も今年は向上させていく予定です。

引き続き頑張ります。

 

まとめ

以上、今回はTOCFLに関するシェアでした。

語学学習においては、自分の現在位置を確認し、その後の学習を加速させるツールとしてテストの受験は非常に役立ちます。

台湾華語を勉強している方は、ご自身の学習のマイルストーンとして是非TOCFLを受けてみてください。

以下、今回ご紹介した参考書を再掲するのでそちらもご参考にどうぞ。

National Taiwan Normal University Mandarin Training Center