【英語多読|書評】『The Stars Shine Down』 by シドニー・シェルダン

カンホンです。

今回はシドニー・シェルダンの『The Stars Shine Down』の書評です。

内容としては貧しい育ちの少女がアメリカの不動産王になる成り上がりストーリーで、アメリカンドリームを体現したような話でした。

割と現代に近い話なので背景も理解しやすく、英語はシドニー・シェルダンの中でも易しい部類なので、多読初心者にもおすすめの一冊です。

こんな人向けの記事
  • 英語の多読にお勧めの教材を探している
  • シドニー・シェルダンの作品に興味がある
  • 生きた英語を楽しく勉強したい

 

『The Stars Shine Down』の概要

The novel tells the story of Lara Cameron, a successful real estate developer who came from a broken family in Nova Scotia.

Early in life, she learns to fend for herself and how to get her own way in a male-dominated world.

After her father's death, Lara secures her first deal with the owner of the boarding house and before long her real-estate empire is booming.

Moving to Chicago she goes on to become one of America's most successful businesswomen.

She falls in love with a talented pianist, Philip Alder, and marries him, but her past comes back to haunt her and she is on the verge of losing everything.

Can Lara recover from all her shattered dreams and win back the only man she has ever loved?

カナダのNova Scotiaに生まれ育ったLaraは貧しい暮らしの中でも懸命に働き、不動産に置いて人生の光を見出します。

その後彼女はシカゴ、ニューヨークと舞台を変え、持ち前の美貌とビジネスセンスで次々と成功を収めていくことに。

世界的なピアニストであるPhilipとの出会いから結婚も果たし、この世のあらゆる幸せを手にしたLaraでしたが、徐々に歯車が狂い始めます。

最後には全てを失いかける状況にまで陥り、彼女の人生はまさにジェットコースターのようなアップダウンを見せることになります。

 

『The Stars Shine Down』の英語多読おすすめ度

『The Stars Shine Down』の評価
英語の難易度
(3.5)
話の面白さ
(4.0)
背景知識からの学び
(4.0)
総合評価
(4.0)

個人的に本作品のような成り上がりストーリーは夢がありとても好きなので、最初から最後まで非常に楽しく読めました。

本作品でももちろん諸々事件は起こり、背後にいる人物は誰だと予想しながら読み進めるのもシドニー・シェルダンの醍醐味です。

今回も最後には意外な人物が正体を表します。

また冒頭にも述べましたが、ストーリー背景・英語共に非常に理解がしやすいので、多読初心者にはもってこいの一冊です。

シドニー・シェルダンは総じて初心者向けですが、その中でも特に易しい部類だと感じています。

TOEICで言うと600点程度あれば読み進められそうです。

 

ピックアップ表現

以下『The Stars Shine Down』に出てくる表現で、個人的に気になったものをピックアップします。

‘It’s pretty true, isn’t it? You’ve put up buildings all over this fair country of ours. You own apartment buildings, office buildings, a hotel chain … How do you do it?’

She smiled. ‘With mirrors.’

‘You’re a puzzle.’

puzzleは「ジグソーパズル」のイメージが強いと思いますが、人にも使われます。

「難解な人」といった意味です。

The three most important things in real estate are location, location and location.

A beautiful building up on a hill is a waste of time.

An ugly building downtown will make you rich.

不動産の心得で、「とにかく場所が全て」とのこと。

余談ですが、本作品を読んでいて自分も不動産投資をやりたくなりました...(もちろんLaraのスケールではありません)。

大家さんにでもなって早くリタイアしたいです...。

‘The building has to be finished by December 31st or it reverts to the bank, and it can’t cost more than $170,000.’

‘December 31st is just ten months away.’

‘I know. Can it be done?’ Steele looked at the blueprints again.

Lara watched him silently calculating.

Finally he spoke. ‘It can be finished by December 31st if you give us the green light now.’

‘Then you’ve got a deal.’

the green light「青信号」から想像できると思いますが、「計画などに対する許可・承認」の意味で、口語的な表現です。

Lara walked back to the clerk, trying to conceal her excitement.

‘I wonder if I might look at one of the rooms.’

He shrugged. ‘No skin off my nose.’ He handed her a key. ‘Four-ten.’

‘Thank you.’

no skin off my noseは「私の鼻から皮膚が剥がれない」=「問題ではない」というイディオムです。

前後から「OK」だという雰囲気は読み取れますが、表現自体は知らない人も多いかと思います。

ググるとネイティブが使うフレーズとして結構解説が出てきます。

‘I ran a boarding house full of miners and lumbermen. A hotel will be a cinch.’

Howard Keller said, ‘I’d like to take a look at the property, Bob.’

cinchは「朝飯前」「簡単にできること」の意味です。

ボーディングハウスを運営していたLaraにとっては「ホテルなんて楽勝」だと思っていました。

 

まとめ

以上、今回は『The Stars Shine Down』のレビューでした。

本作品はLaraの力強いキャラクターが印象に残る一冊で、飽きることなく最後まで一気に読み進めることができました。

多読初心者にもおすすめの作品なので、興味を持たれた方は是非挑戦してみてください。