カンホンです。
しばしば「文系はプログラミング習得が可能なのか?」という質問が聞かれます。
こんな疑問を持つ方はきっと「自分にもできるのか」「プログラミングを習得すると良い事があるのか」気になってていることかと思います。
結論から言うと、文系というか誰にでもできるし、必ず良い事あるからウダウダ言ってないで今すぐ始めてください。
私自身まさに文系出身のエンジニアだったので、その経験に基づいて今回シェアをします。
- 文系だがプログラミングに興味がある
- 文系でもプログラミングを習得できるのか気になっている
- 文系がプログラミングを身につけるメリットが知りたい
文系でもプログラミングを習得できるのか?
はい、できます。
そもそもの話ですが、プログラミングに限らず「自分は文系だから〜」と言うことは自分の将来の幅を狭めることに繋がるので今日で辞めましょう。
かく言う私も高校時代国立志望クラスだったにも関わらず数学に負け、結局は私立文系に逃げ込んだクチでした。
しかも何を血迷ったか専攻は国文学です。
経済等ならまだ数字に触れる機会はあったものの、実学の世界とは対極を行く選択をしてしまいました。
しかし、逆に学生時代に私は自分のスキルの無さと絶望的な将来展望を自覚していたので、新卒でエンジニア職に就くことを選びます。
※余談ですが、日本は文系でもプログラミング未経験でもエンジニアとして新卒で雇ってくれる素晴らしい国です。

新卒研修ではバリバリの情報系に囲まれ非常に辛い思いをしましたが、プログラミングの基礎を取得するという意味では目的を達成する事ができました。
もちろん好き嫌い・得意苦手は分かれますが、プログラミングは文系云々関係なく、トレーニング次第で誰でも十分に習得可能です。
そしてその道で食べて行かないとしても、プログラミングの概念や仕組みを知っていることでキャリアの選択肢を大きく拡げることができます。
「文系だけどできるか?」と考えるのではなく、「スキルに不安な文系だからこそやる」くらいの気持ちで挑戦してみてください。
参考までに私のキャリア:エンジニア→ITコンサル→Webマーケティング
上で既に少し自分のキャリアについて触れましたが、改めて簡単に述べます。
私は文学部国分学科出身のド文系エンジニアとして社会人生活をスタートしました。
(学生時代、紫式部について卒論を書いていたくらいです。)
就職先は大手金融機関のIT関連会社で担当はメインフレーム中心だったものの、Java等オープン系言語も学び約3年間実務経験をしています。
その後、約2年間の留学期間を挟んだ後外資系のITコンサルティング会社に就職し、金融機関へのビジネス・ITコンサルティング業務に従事しました。
直接自分でコードを書くことはなくなったものの、この時に仕事に生きたのは間違いなくプログラミングを学び、実務をこなした経験でした。
そして約1年半の後再び転職し、キャリアのフィールドを変え、Webマーケティングの仕事に就きました。
そこでもやはりITの知識と切り離せる仕事はなく、自身のプログラミング経験が仕事の幅を広げていると感じます。
もちろん上記は会社でキャリアを歩み、かつエンジニア路線を貫かなかったケースで一例に過ぎません。
一方、文系がプログラミングを学び、フリーランスエンジニアとして食べていくような真反対の道もあります。
試しにフリーランスのエンジニアの単価を軽くググってみると以下のような感じです。
- セキュリティ・インフラエンジニア:60~90万円/月
- サーバーサイドエンジニア:50~80万円/月
- フルスタックエンジニア:70~90万円/月
昨今その需要に供給が追いつかない状況なので、フリーランスの受託業務においてエンジニアは最高に稼げる職業の一つになっています。
スキルにより、100万円/月以上の案件も山程あります。
要は、文系であろうと何だろうとプログラミングを学び、スキル・知識を身につければ将来の可能性はいくらでも作れるということです。
逆に言うと、正直、プログラミング・ITに関する知識が全くない人はこれからの時代結構やばいので今すぐ勉強を始めることをおすすめします。
文系でもできるプログラミングの始め方
プログラミングはパソコンとネット環境さえあれば今すぐにでも始められます。
学習の仕方については、大きく分けて①独学で勉強する方法と、②プログラミングスクールで勉強する方法があります。
日本中の文系の皆さんがどちらかの方法で日夜頑張って勉強しています。
①独学で勉強する
例えば以下のようなサイトでは無料で今すぐプログラミング学習を開始できます。
このようなサイトを利用するメリットとしては、コスト・リスクゼロでお手軽に始められることです。
一方、サービスの質も高く初心者の導入には丁度良いですが、これだけで実務で使えるレベルになるかと言うと正直厳しいです。
また簡単に始められる分簡単に辞めることができてしまい、ダラダラ続けた挙く結局大したスキルが身についていないことも大いにあり得ます。
②プログラミングスクールで勉強する
プログラミングスクールを利用する方法についてです。
プログラミングスクールではメンターの指導の元、目標まで最大効率で学習が進められるよう手厚いサポートを得ることができます。
完全オンラインで自分のスケジュールに合わせて学習を進められるサービスもあるので、以下の記事も是非参考にしてみてください。

プログラミングスクールでは費用は多少なりかかるものの、就職/転職や仕事の受注サポートまで付いているものがほとんどです。
やり切ることができれば確実に費用を上回るリターンを得られるので、自分の将来への投資と考えて挑戦してみることをおすすめします。
プログラミングスクールを利用した方が独学に比べて挫折率も低く間違いなく良いです。
まとめ
以上、今回は文系のプログラミング習得に関するシェアでした。
本記事のポイントを改めてまとめると以下の通りです。
- 文系でもプログラミング習得は可能(国文学科でもできた)
- むしろ文系だからこそプログラミングを勉強するべき
- プログラミングを習得することはキャリアにおける選択肢を広げる
- プログラミングの勉強を始めるならスクールの利用がおすすめ
最後に注意をしておくと、プログラミングを学んでその道で食べていくことは簡単ではないです。
それでも、しっかりと時間をかけて継続すれば必ず一定のレベルにはなり稼げるようになります。
そして、プログラミングはどんな仕事においても必ず役立つ知識・スキルであり、投資としてのリターンは確実です。
文系だから云々というリミッターは外し、是非この機会にプログラミング学習へのチャレンジを開始してみてください。
