カンホンです。
今回は20代の社会人男性に特に読んで欲しいビジネス本5つのおすすめをします。
今回選んだものの中には自分が30代に入ってから読んだものもあり、20代のうちに読んでいれば人生変わっただろうと正直後悔しています。
20代の皆さんは今回の記事を参考に是非、一方私のように30を越えた人も遅すぎるということはないので、今からでも読んでみてもらえればと思います。
※それぞれ詳細な書評のページを設けていますので、そちらも参考にしてみてください。
- 20代におすすめのビジネス本が知りたい
- 周囲に圧倒的な差を付けたい
- 変わったおすすめに興味がある
目次
①『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』 by ふろむだ
まず最初に、ブログ「分裂勘違い君劇場」で有名なふろむださんの著書です。
やたら長いタイトルですが、こんな人のための本です。
- 人生において運がない・チャンスに恵まれない
- 実力はあるはずなのになかなか評価されない
- 人生を「イージーモードの神ゲー」に変えたい
以下、本書からの引用です。
錯覚資産を使えば、 自分が有能な人間であるかのように見せかけて、 昇進したり、転職に成功したり、年収を上げたりすることができる。
ブログにアクセスを集めて、アフィリエイトで稼ぐこともできる。
ツイッターでフォロワーを大量に増やすこともできる。
顧客にものを買わせることもできる。
起業して、投資家から出資金を集めることも、優秀な人材を集めることもできる。
本書は人々の人生において圧倒的な差が生まれる原因である「勘違いさせる力」=「錯覚資産」について書かれた本です。
具体的なその運用方法が述べられており、特にインターネット・SNSの発達を通じて今世の中で起きていることを理解するのにはこれ以上ない解説書です。
本書に書かれている秘密を知っているか知らないで、複利の雪だるま式人生を送るか定期預金のような伸び悩みの人生を送るか道が分かれます。
本書を読むことで、今までの人生のモヤモヤが解決します。
本当に、早めに読んでおくべき本です。

②『究極の男磨き道 ナンパ』 by 零時レイ
なんじゃこりゃと思うかもしれませんが、究極のマーケティング書だと思っていください。
下記のような人には頭をトンカチで殴られたような衝撃を与えるでしょう(私もその一人でした)。
- とんでもないコミュ障だと自覚している
- ナンパなんてできないと思いつつも、できる人が羨ましい
- コミュニケーション力・マーケティング力を高めたい
以下、本書の内容です。
5年ひきこもり、コミュ障と化していた著者が、ひょんなことからナンパの世界と出会う。
これが意外にも、ごまかしなしでとことんまで男磨きをしまくろうっていう、ストイックな世界だった・・・。
数々のすご腕ナンパ師から教えを受けつつ、たくさんの仲間と共に、ナンパを通じての男磨き道を突き進んだ著者が、「男としてクソしょぼい」自分を認めざるえないキツい現実にしょっちゅうぶち当たりまくり、何度も挫折しそうになりながらも、「最強男子」を自分の中にも打ち立てるべく奮戦していきます。
マイナススタートから、ナンパ師になっていく過程が、細かい心理描写付きで描かれた実録男磨き指南書!
とりあえず、とんでもなく面白いです。
結局のところ、仕事や人生で成功させる力の大部分は人の気持ちをどう理解し対応するか、どう自分の思う方向へ持っていくかです。
本書にはその極意の全てが詰まっています。
そしてナンパという手段を通じて著者が成長する様を見ると、自分にもできるんではないかと勇気が湧いてきます。
本書にも書かれていますが、ナンパの素晴らしいところは、圧倒的な数を失敗して途轍もない経験値を得られることにあります。
ナンパは究極のコミュニケーション・マーケティングトレーニングです。
勿論30代以降でもできないことはありませんが、20代のうちにストリートファイトを経験しておく方が後の人生が劇的に楽になるでしょう。
(著者はなんと30代引きこもりからのナンパデビューでした。)

③『道具としてのファイナンス』 by 石野雄一
ここでようやくハードスキルに関する本です。
20代でファイナンスの基礎を習得しておくと、30代での仕事がとてもスムーズにいきます。
ファイナンスに関する本は巷に沢山ありますが、以下のような人に特におすすめです。
- 教養としてファイナンスの基礎を学びたい
- 仕事で使えるファイナンスのスキルが欲しい
- ファイナンスの参考書はどれも難しく何度も挫折してきた
本書は「道具として」ファイナンスを使えるようにする本です。
「道具としての」、ファイナンスを仕事に使えるようになる本!
「ファイナンスといえば、本を開くと数式のオンパレード、講習会に行ってもムズカシイ理屈ばかり…。仕事に使えるファイナンスの本はないのか!?」――そんな嘆きはもう不要。
筆者の石野さんは銀行マン時代からMBA留学までしており、数字の鬼、と思いきや、ファイナンスに非常に苦手意識を持っていたとのことでした。
本書はそんな彼が100冊以上・70万円ものをお金をかけてファイナンスと戦ってきた結果生み出した、汗と涙の一冊です。
内容としてはファイナンスの一通りの理論・概念について、リアルな数値を使い読者が実際に実務体験をすることにより理解を深めることができます。
読むだけの本とは異なり、自分で実際にエクセル操作しながら進めるので、嫌でも実戦で使える力が養われます。

④『過去問で鍛える地頭力』 by 大石哲之
コンサルティング業界(特に戦略)へのエントリーに必要なフェルミ推定・ケース問題の対策本です。
コンサル業界志望の方は勿論、ビジネスマンの教養としても是非20代のうちに読んでおきたい一冊です。
以下のような人は是非トライしてみてください。
- コンサルティング業界を志望している
- フェルミ推定やケース問題がどんなものか気になる
- ビジネスの基礎力・地頭力を向上させたい
本書では例えば次のような問題が掲載されています。
Q1.日本の電灯(白熱灯・蛍光灯など)の市場規模はどのくらいでしょうか?(ただし家庭用のみ)
慣れてない人であれば「そんなのわからんわ!」となると思いますが、基本的にこの手の問題は以下の3ステップで解くことができます。
- 数の見当がつくものまで分解
- 常識的な推論を重ねる
- 最終的に求めたい数字を出す
ここでのポイントは、その答えが正解にどれだけ近いかではなく、どれだけ納得感のある論理的な考え方でその数字を導き出したかということです。
ちなみにコンサルだけではなく、事業会社の面接問題でもフェルミ推定・ケース問題は出されることがあります。
(私はリクルートや楽天の転職面接を受けた際にこの手の問題が出ました。)
仕事における「数字に強い」とはこのような考え方ができることに大いに関わるので、是非20代にその思考のクセを身につけておくと良いです。

⑤『ブチ抜く力』 by 与沢翼
ぶっ飛んでいる与沢翼さんのぶっ飛んだ本ですが、人生の戦略を考える上で非常に参考になります。
下記に該当する人は是非読んでみてください。
- 仕事・勉強などのやる気を秒速であげたい
- シンプルに、圧倒的にお金を稼ぎたい
- 色々なことに興味があり「あれもこれも」手を出してしまいがち
本書の中に以下のような一節があります。
生半可な覚悟や中途半端な行動は、無意味です。
とにかくひたすらストイックに、自分が心から「やり切った、もうこれ以上はやりたくない」と思えるまでやり抜く。
これが唯一にして絶対の成功法則だと、私は確信しています。
「ブチ抜く力」とは与沢さんがこれまでの人生で実践してきた成功への理論です。
彼の姿勢は非常にシンプルで、「とにかく一つの目標に全力を注ぎ込み、結果を出すまでやめない」ということです。
多くの人は一つのものに集中できず「あれもこれも」手を出していることで大きな結果を出せません。
一方与沢さんはあらゆることにこの一点集中した「ブチ抜く力」で、
- 高校中退からの早稲田大学受験
- 学生時代の起業経験
- 投資家としてのキャリア
- 2ヶ月間での約20kgのダイエット
などなど、最短・最速で結果を出してきました。
やりたいことも多い20代ですが、今この瞬間本当に何を優先すべきか考えさせてくれる一冊です。

まとめ
以上、今回は20代の男性サラリーマンには是非読んで欲しいビジネス書5つの紹介でした。
改めて今回おすすめした本を挙げます。
- 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』 by ふろむだ
- 『究極の男磨き道 ナンパ』 by 零時レイ
- 『道具としてのファイナンス』 by 石野雄一
- 『過去問で鍛える地頭力』 by 大石哲之
- 『ブチ抜く力』 by 与沢翼
変わり種もあったと思いますが、どれも間違いなく読んで損はないものです。
是非自己研鑽のための参考にしてみてください。