先日スクワットの1回MAXで380lbs(約172kg)を挙げたことで、Big3(スクワット・デッドリフト・ベンチプレス)のトータルが500kgに到達しました。
高校のバスケ部時代から地道にウェイトトレーニングを続け、10年以上経った31歳の今ようやく一つの目標を達成することができました。
今回はBig3で500kgを達成するまでの道のりと、500kgを達成した現在自分が感じていることについてのシェアです。
- ガチで筋トレをしている
- Big3で500kg到達までにどんなことをしてきたのか気になる
- Big3で500kgに到達すると見える景色・心の境地が知りたい
私のBig3トータル500kgの概要
以下、2019年8月現在の私の詳細なBig3のスタッツです(ぴったり500kgです)。
- スクワット: 380lbs (172kg) - 2019/08 NEW
- デッドリフト: 475lbs (215kg) - 2018/07
- ベンチプレス: 250lbs (113kg) - 2018/12
ちなみに私の体格は、184cm/90kgくらいです。
デッドリフトは比較的上がっていたものの、スクワットがイマイチ(昨年のMAXが約160kg)、ベンチプレスはかなり苦手意識を持っていました。
スクワットは体重の2倍が当面の目標なので、引き続き強化して、来年は180kg(体重90kg)に到達したいと思います。
以下の記事で、私のスクワット・デッドリフトの体験について記載しているのでご参照ください。


Big3で500kg到達までの私のトレーニング歴
以下私のBig3で500kg達成時のトレーニング歴・バックグラウンドを共有しますので、一つの事例として考えていただければと思います。
- スポーツ歴:サッカー5年、水泳3年、ソフトボール2年、バスケットボール15年
- ウェイト歴:10年以上
- 現在のトレーニング頻度:週5~6回
もともと幼少時からサッカー、水泳、ソフトボールなどの様々なスポーツをやってきました。
中学生からはバスケットボールを始め、高校の部活からウェイトトレーニングを開始しています(外部の専属トレーナーがいました)。
当時はまだ成長期だったこともあってか、やってもやってもなかなか筋力がつかなかった記憶があります。
あまり詳しくは覚えていませんが、おそらくスクワット・ベンチプレス共にMAX70~80kg程度で、デッドリフトについてはほとんどやっていませんでした。
それでも、今自分のトレーニングのベースになっているのは間違いなくこの高校の時の経験です。
その後大学時は競技から離れ、バスケット自体は週1程度で続けていたもののトレーニングは全くやらずでした。
社会人になってからジム通いを再開し、社会人2年目に実業団リーグで再度本気でバスケをするチャンスを得てから、本格的なトレーニングも再び始めました。
その後、26歳からのアメリカの大学院留学時代にバスケのマイナーリーグ加入を目指して週5~6でトレーニングをしていたことで一気に伸びました。
スクワット・デッドリフトを特にやり込み、どちらも週2回以上、毎回フラフラになってしばらく立てなくなるくらいやっていました。
そして帰国後、バスケットは辞めたもののトレーニングはほぼ毎日続けてきており、今に至ります。
Big3で500kgに到達して思うこと・見える景色
Big3で500kgはトレーニング開始当初は果てしない先にある夢のようなものに思えていました。
それでも諦めず、来る日も来る日もひたすらトレーニングを続け、この度ようやく到達することができました。
何事もそうですが、目標に到達すると、以前自分がすごいと思っていたことがそうでもなかったり、想像していたこととは全く別の感覚になることがあります。
自分がBig3で500kgに到達して思ったことは、以下のようなものでした。
- 正しいやり方でトレーニングを継続すれば人間いくらでも伸びる余地はあり、年齢は言い訳にしかならない。
- Big3の500kg到達までの道のりは、人生においてあらゆる目標を達成するプロセスに応用できる(再現性がある)。
- 継続的な努力の結果Big3を500kgに到達させることは人生における大きな自信になり、困難なことも不可能だと決して思わなくなる。
- 一方で、強くはなったもののまだまだ足りないという気持ちになる(世の中には自分より軽くて重さを挙げる人がゴロゴロいる)→500kgはスタート地点である。
上記の感覚は、
「TOEICで●●●点取れた」
「年収が●●●万に到達した」
などなど、あらゆることで一つの通過点をクリアしたことによる「こんなもんか」という気持ちと同じようなものです。
勿論これに価値がないということは全くなく、重要なことは、この「こんなもんか」の経験を増やしていくことだと思っています。
その経験が増えることで、新しいことにチャレンジしたとしても、
- どの程度努力が必要なのか
- どのくらいである程度のレベルになるのか
がわかるようになり、人生のコツのようなものが見えてきます。
まとめ
Big3で500kgのような目標到達のためには、生活におけるトレーニングの優先度を上げ、多くのことを我慢してジムに時間を費やす必要があるかと思います。
正直心が折れそうになる時もありますが、それをする価値は十分にあると断言できます。
トレーニングの継続・目標達成までのプロセスには、人生において他に応用可能な重要なことが沢山詰まっているので、その過程・努力は絶対に無駄にはなりません。
この記事を読んでいる人は少なからずトレーニングに真剣に取り組もうとしている人だと思いますので、是非一緒に頑張りましょう。
私も現状に満足せず、引き続き明日も明後日もトレーニングを続けて、高みを目指していきます。