30代は自分の人生へのコントロール力が高まり、やりたいことも溢れ、とても楽しい期間だと感じています。
(会社員、英語学習、トレーニング、恋愛、中国語、自分のビジネス、etc.に大忙しの毎日です。)
それは20代での苦楽の経験があるからこそのことだと感じており、その期間をどう過ごすかでその後の人生に大きな違いを生みます。
今回は充実した30歳以降の人生を過ごすために、私が特に「20代で経験して良かった」「20代で経験すればさらに良かった」と思うことのシェアです。
- 20代をフルに充実させたい
- 30代に差し掛かり、人生に不安を感じている
- 何事もあとで「やっておけば良かった」と後悔したくない
20代で「経験しておいて良かった」と思うこと3選
①ひたすら働くこと
20代の特に前半、新卒時代から体力に任せて深夜・土日までひたすら働いたことは自分の中でやっておいて良かった経験の一つとして挙げられます。
生産性や効率なんてものはそもそも量がなければ生まれません。
現在の自分のキャパオーバーの仕事量で、本当にどうさばけばいいかわからないところから始めることで、
- 真に重要なことは何なのかを見極める目
- アウトプットの質
- 人を使う技術
等々がようやくついてきます。
また自分がパタっと(あるいはプチッと)なる手前の、
「ここまではギリギリOK」
という限界を知っておくこと、一回どこまでいけるのか経験しておくことは後の仕事人生でも案外役立ちます。
(本当にパタっと行く3歩手前にSOSは発してください。)
加えて「本当にキツイ」と思う仕事を経験しておくと、その後人生の中での比較対象ができ、「あの時よりはマシや」と思い落ち着いて対応ができます。
どの道、歳をとれば体力が衰え働きたくても働けなくなるので、「できるうちにできるだけ」やってみるのはアリかと思います。
②海外留学
日本生まれ日本育ちで人生の大半を過ごしてきた人は、可能である限り皆が海外に行き、異文化の中での生活を経験することをおすすめしたいです。
10代・20代前半の学生時代に留学に行かなかった人も、是非何とかチャンスを伺い、ある程度の長期で海外に行ってみてほしいです。
(もちろん仕事で機会があるならばそれに越したことはありません。)
私は26歳からアメリカ留学に行きましたが、それはその後の人生を見方を大きく変える経験となり、留学なしに今の自分の存在は考えられません。
まだ20代でもし結婚もしていなければ、失うものははっきり言ってありません。
また海外で本気で頑張った経験があれば、その後仕事を探す場合でも必ずプラスになるはずです。
もちろん30代からでもやろうと思えばできます。
しかし、それでも20代の頃のフットワークの軽さに比べると様々な縛りや守るべきものができることで、決断が簡単でなくなる年齢であると思います。
少しでも興味があるのであれば、どうしたら行けるかを考えて、何としてでも行ってみてください。

③初めての転職
環境を変えるという意味では、留学に加えて、初めての転職を20代で経験しておいて本当に良かったです。
私もまだ多くの友人が新卒で入った会社で働き続けていますが、ほとんどのケースでそれが彼らの幸福に繋がっているようには見受けられません。
もちろんその仕事を含めた現状のライフスタイルに満足している、あるいはその環境で日々成長を感じ文句がないのであれば、全く問題ありません。
例えば、
- その会社での仕事がほとんど趣味同様で、仕事と遊びの境目がない
- とんでもなく待遇が良いので、多少の仕事や職場に対する不満は我慢できる
- 自分が将来どういう存在になりたいか明確で、その会社で得られるスキルや経験がそのために役立つ
などの理由があれば、同じ会社に会社に居続ける意味はあると思います。
しかし、ほとんどの人は「辞めたいけど辞められない」、あるいは「なんとなく居続ける」のだと思います。
「仕事はつまらないし毎朝行きたくないけど、今の待遇でそこそこで生きていける」
例えばこんな思いを持ち続けたまま30代になると、転職して外の環境に出ることを不安になり、ますます身動きが取れなくなります。
私は20代で転職を経験したことで「自分のキャリアは自分で作っていく」という意識ができ、今後の人生への不安は無くなりました。
20代を同じ環境で過ごし、少しでも現状に「あれ、これで良いんだっけ?」と疑問が生じるのであれば、まずは情報収集からでも始めてみてください。
参考 あなたに合ったシゴト探し。doda
逆に、20代までに「経験しておけば良かった」と思うこと
20代の当時は全く興味が無く、今になり20代でもっと経験を積んでおけば今の自分の人生は違ったものになったかもしれないと思うのが、
「自分の力でお金を稼ぐ」
ということです。
自分が給料を貰えるのは会社という信用があってのもので、個人の力で価値を生み出してお金を得る経験とは異なります。
やることは何でも良いですが、自分がもつスキルで、あるいは興味のあることで、
会社や組織を通さずに個人の力で価値を作る→その対価としてお金を受け取る
という経験は自身の人生に絶大な自信を与えます(以下例です)。
- プログラミング
- ブログ/アフィリエイト
- Youtube
- ライティング
- 英語講師
- 翻訳
- トレーナー
- コンサル色々
- リアル店舗経営 etc...
もし20代の時にそこそこの給料がもらえていると中々そのような発想に至らないのもわかりますが、これができると人生の楽しさは100倍になるかと思います。
(30代の私でも今20倍くらいまできています。)
まあ何事も遅すぎることはないので、20代で経験してこなかったとしても、気づいた時に始め、コツコツと努力を続けていくだけです。
まとめ
20代はとにかく興味を持ったものから何でも試してみるべきです。
10代の本当に何もわからない頃に比べれば、少しの社会経験を得て自分の興味がありそうなことも見え始めると思います。
気になったものは考えずにとにかくトライです。
世間体を気にせず自分のしたいチャレンジを自分のしたいように行えば、それで必ずハッピーになれると信じています。
一方、30代になると20代より実行し辛くなることが確かにあります。
それらは人生の中でも割と「大きな決断」であることが多いですが、本当に「大きな決断」にしてしまう前に、身軽な20代の内にやってしまうと良いです。
20代では大して失う物がないので、気になったことにどんどんチャレンジをしてみてもらえればと思います。