【書評】『究極の男磨き道 ナンパ』 by 零時レイ

今回は『究極の男磨き道 ナンパ』という本のご紹介です。

私はもともと重度のコミュ障であったことから、「ナンパ」なんてことは恐れ多くできませんでしたし、今もできません。

(「この本を読んでナンパできるようになった!!」という投稿ではありません。笑)

しかし、私がこれまでの人生の中で男目線でも人間的魅力を感じてきたのは、一般的にはチャラいと言われナンパが得意な方々でした

自分が結局はナンパする勇気がなかったとしても、ナンパ師のコミュニケーション術から人生の様々なヒントが得られます。

こんな人向けの記事
  • とんでもないコミュ障だと自覚している
  • ナンパなんてできないと思いつつも、できる人が羨ましい
  • コミュニケーション力・マーケティング力を高めたい

 

『究極の男磨き道 ナンパ』概要

5年ひきこもり、コミュ障と化していた著者が、ひょんなことからナンパの世界と出会う。これが意外にも、ごまかしなしでとことんまで男磨きをしまくろうっていう、ストイックな世界だった・・・。

数々のすご腕ナンパ師から教えを受けつつ、たくさんの仲間と共に、ナンパを通じての男磨き道を突き進んだ著者が、「男としてクソしょぼい」自分を認めざるえないキツい現実にしょっちゅうぶち当たりまくり、何度も挫折しそうになりながらも、「最強男子」を自分の中にも打ち立てるべく奮戦していきます。

マイナススタートから、ナンパ師になっていく過程が、細かい心理描写付きで描かれた実録男磨き指南書! 

とりあえず一言。

とんでもなく面白いです

筆者が実際に体験した、ナンパの過酷なトレーニング・ストリートファイトが、その時の彼の心理状態と共に詳細に描かれていました。

大袈裟でなく、世界のコミュ障に夢・希望・勇気を与える一冊です。

また、筆者のバックグラウンドは、人間誰でもやる気なればいつからでも変われることを証明しています。

慶應大学卒。同大学院政策メディア研究所研究生を経て、渡仏。パリ大学修士準備コース中退。

3年を経て帰国後、5年間ひきこもる。

人格崩壊の危機を感じていた2011年、33歳にして初めてナンパと出会い衝撃を受ける

33歳オールドルーキーのナンパ界での成り上がりに心が動かされます。

 

『究極の男磨き道 ナンパ』からの学び

以下私が特にビビッときた一節を集めています。

どれもナンパに限らず、対人関係における重要なポイントだと思います。

知らない人にどう思われようが本当はどうでもいいこと

歩いて声をかけた女性に今後再び偶然出会うことはほぼ間違いなくありません。

「そんな人にどう思われようと良くない?練習相手にせよ」という話です。

言われてみると、本当にそうだと思います。

初めはただお経を唱えるみたいに同じセリフを繰り返す

凡人が始めから上手くできるはずがありません。

プレゼンと同じで、まずは一人で何度もフレーズを練習すること。

コミュ障がその対極にあるような行為をしたかったら、とんでもない量の努力が必要です。

「すいません、ナンパです」直球すぎて逆に思いつかないレベル

ナンパは発想力・頭の回転なしには勝負できないスポーツだと理解しました。

相手の予想を裏切る、ある意味究極のフレーズです。

安い居酒屋で、しかも割り勘でレベルの高い相手に勝負できること

相手がいくら自分よりレベルの高い相手でも、萎縮せず堂々と勝負することを提唱しています。

お金をかけることは、自分が下だということをアピールしているようなもので、コントロールが効かなくなります。

何がすごいって、「普通ではありえない数の練習を積めること、失敗をしまくれること」

上でも述べましたが、おそらく2度と同じ人には会いません。

千、万の単位で練習・失敗をすることで、それだけ経験値を積み、そこらの男性が全く相手にならないレベルに到達することができます。

教養に裏打ちされたウィット、エンターテイメント性とエレガンスの同居したトーク力

結局コミュニケーション・マーケティング力の勝負です。

自分という商品より、その伝え方や見せ方、顧客(女性)とのコミュニケーションがほぼ全てを決めます。

レベルが高い相手にほど、引け目や躊躇を見せない。自信がなく、媚びるような態度には飽き飽きされる

繰り返しになりますが、相手がいくら自分よりレベルの高い相手でも、堂々と自信を持っていることです。

 

まとめ

ナンパというとチープな響きに聞こえますが、それは自分を効果的にマーケティングするための、ある意味究極のトレーニングだと言えます。

ナンパをする予定のない方でも非常に学びのある本かと思います。

この世の全ての男性に、(もしパートナーがいる方はその目を何とかかいくぐってでも、)是非読んでみていただきたい一冊です。