スマホ依存になってない?「顔を上げて」出会いはすぐ身近にあるよ

現在の職場では社内での歩きスマホがとんでもなく多く、度々ぶつかりそうになりイラっとする自分がいます。

おそらく99%の従業員が歩きスマホしている状況。

そんな時ふと思い出したのが2014年に話題になった"Look Up"(「顔を上げて」)という動画でした。

作者のGary Turkが彼のSNSでも「今の時代にも色褪せない」と言うように心に非常に響く内容ですので、今回シェアをしたいと思います。

こんな人向けの記事
  • 暇さえあればなんとなくスマホを見る
  • 自分の周りで全く出会いがない
  • リアルなコミュニケーションが苦手

 

"Look Up"(「顔を上げて」)by Gary Turkに見るスマホ依存への警鐘

I have 422 friends, yet I am lonely. I speak to all of them everyday, yet none of them really know me.

The problem I have sits in the spaces between, looking into their eyes, or at a name on a screen.

I took a step back, and opened my eyes, I looked around, and then realised that this media we call social, is anything but when we open our computers, and it’s our doors we shut.

"Look Up"(「顔を上げて」)は2014年の動画ですが、現在の方がそのメッセージにより重みを感じる気がします。

私たちはスマホによって多くのものを得てきた一方、失っているものにはあまり注目をしていません。

皆さんはこの動画を見て何を感じるでしょうか?

 

スマホから生まれる出会いも勿論あるが

スマホから生まれる出会いは事実沢山あります。

SNSでできた友達にリアルで会うことも今や普通ですし、マッチングアプリなどはスマホが生み出した出会いの最たるものです。

しかし、多くの人がそのように最終的にリアルなコミュニケーションに行き着くことが目的で一年中スマホをいじっている訳ではないはずです。

多くの人の多くの時間は「なんとなく」「暇だから」という理由で、じっとしていられなかった結果スマホに消費をされています。

スマホをいじること自体が悪いのではないですが、「なんとなく」「暇だから」という理由でいじることで大きな機会損失生み出している可能性があります。

確かに動画の中で男性が道をスマホで調べないのはかなり極端な例かと思います。

しかし、普段は全く気にしない、失っているモノに焦点をあてて、

今この時間にスマホを見ていなければ、何か得られるものがあったのではないか?

といった疑問を少しでも頭の中に置くことで、人生に対して違った見方を得られるかもしれません。

 

「顔を上げて」気構え過ぎず、隣の人に話しかけても良いのでは?

So when you’re in public, and you start to feel alone, put your hands behind your head, and step away from the phone.

You don’t need to stare at your menu, or at your contact list, just talk to one another, and learn to co-exist.

何もすることがないとスマホに手を伸ばしがちです。

特に日本人は見知らぬ人に話しかける習慣がないので、自分が電車の中でたまたま隣に座った人に話かけるなんて以ての外。

自分が話しかけられても「なんだこいつは」と不快な思いになることが少なくないはずです。

けれど、もしかするとそんなところから新たな出会いは生まれるかもしれません。

男女の関係に限らず、どんなきっかけでどんな人が自分の友人になるかはわからないものです。

私がアメリカで生活をしていた時にバスの中でいきなり話しかけてきた怪しい現地男性は、私が日本に帰った今でも連絡を取る大親友になりました。

勿論空気は多少読みますが、私は「目が合ったらニコッとする」「ちょっとした会話のきっかけがあれば積極的に広げてみる」を日本でも実践しています。

事実、それによって思わぬ出会いがあったりします。

スマホに話かけるのは簡単ですが、得られるものは恐らく想像の範疇です。

隣の人に話しかけるのは少しの勇気が必要ですが、思いがけぬ大きなものを得られる可能性があります。

2度と合わない・相手もすぐ忘れると思えば失うものもないですし、見知らぬ人に話しかけることに慣れると、人生が何倍も面白くなります

 

まとめ

There’s no skipping or hopscotch, no church and no steeple, we’re a generation of idiots, smart phones and dumb people.

So look up from your phone, shut down that display, take in your surroundings, and make the most of today.

Just one real connection is all it can take, to show you the difference that being there can make.

スマホを使い、生産行動に繋げることは大賛成です。

しかし、多くの人はただなんとなくスクリーンを眺めて「繋がっている」と言う幻想にいるのが事実だと思います。

この記事を読み終わった後で、スマホの電源を落として是非隣の人に話しかけてみてください。

何か思いがけない収穫があるかもしれませんよ。