私は30歳にして独身実家暮らしでした。
現在は勤め先が実家からかなり遠くなってしまったため止むを得ずシェアハウス暮らしをしています。
本音を言えば、仕事さえ落ち着けば実家を拠点に戻したいです...。
確かに、世間ではいい歳の社会人の男の実家暮らしにネガティブなイメージがあると思います。
が、私としてはお金に余裕のない一人暮らしこそ避けるべきだと考えており、変なプライドは即捨てて実家に住むという選択を勧めます。
- お金が厳しいので一人暮らしを続けるか迷っている
- 世間体を気にして実家から出なければと考えている
- 固定費を削減し将来のためにお金を貯めたい
目次
「30代でも実家暮らしでいいじゃん」と敢えて主張してみる
私は30歳だった2018年まで実家から会社に通っており、そこそこの給料はもらっていたものの、お金を貯めたかったので実家暮らしを貫いていました。
(その前の話をすると、新卒から一人暮らしを3年半、アメリカでホームステイを2年ちょっと経験しています。)
転職に伴い現在都内のシェアハウス住まいですが、独り身のうちは機会を見てもう一度実家に戻ろうかと考えています。
一部のスーパーお金に余裕がある人以外は皆、もしまだ独身で頼れる実家があるならばそれを利用をしない手はないです。
収入が増えた分だけ高い家に住んでいては、生活のレベル・自分に投資できる額は変わりません。
実家暮らしならば、親との交渉次第かと思いますが、
- 月3~5万を渡せば食&住の安定が確保される
- 日用品の買い物・家事をする時間が節約される
- いつでも相談できる相手がいる
などなど、低価格で安定した暮らしが実現でき、はっきり言って圧倒的なメリットだらけです。
高い家賃で給料の大部分を持ってかれ、自分を成長させる攻めたお金の使い方ができないのであれば、実家にとりあえず戻り節約する方が絶対に良いです。
それじゃ結婚できない?
まずちゃんとお金を貯めてからその話をしましょう。
苦しい生活で見栄を張っても女性には良く映りません。
逆に少しの巣篭もり期間はあったとしても、自分の財政基盤を先に安定させた方が確実に結婚できると思います。
(少なくとも、私はそう信じています!!)
もちろん一人暮らしの経験は必要だが、低収入なら見栄を張るな
もちろん一人暮らしをすることは人生の経験としては必要かと思います。
特に女性からしたら一人暮らし経験のない男性と結婚するのはリスクですし、自分が女性だったとしてもそんな相手は絶対に嫌です。笑
しかし、一旦家事ができるようになり、身の回りのことを自分で全てできるようになれば一人暮らしは卒業してもOKだと私は日頃主張しています。
(周囲の女性からは大きな反対を受けております。笑)
一人暮らしを経験する必要はあるかと思いますが、ずっと続ける必要はなく、得るものを得た後は実家に戻りたければすぐに戻ってもいいでしょう。
一方、勤務地から実家が遠い場合で時間を買うために止む無く実家を出るということもあるかと思います。
そんな時は私のようにシェアハウスに住むなどして、初期費用・固定費を抑えてトランク一つで身動きができるようにしておくのがオススメです。
参考 コスパと出会いが魅力のシェアハウスオークハウス
いずれにせよ、大した収入もないのに、高い家賃を払っての普通のマンション・アパートでの一人暮らしは生活を苦しくするだけです。
生活が不安定・低収入なうちは実家に戻って、浮いた時間とお金を自分への投資に回し、ゆとりが出てから赤坂のタワマンでも行けば良いでしょう。
世の中家賃に給料を持ってかれ過ぎの人が多い件
上でも少し触れましたが、「自分の稼ぎの割に家賃にお金を使い過ぎる人が多い」という気がしています。
例えば、
- 手取り18万の給料うち家賃8万+生活費5万使う
- 同じ給料で実家で家賃+生活費合わせて5万で済む
では、残りの自由に使える金額に大きな差が出ますが、前者のような生活をして困窮しているが多々います。
理由は様々あると思いますが、その家賃&生活費が理由で毎日ヒーヒー言いながら生活をしているのであれば考え直した方がいいでしょう。
家賃に限らず、世の中の人は無意識のうちに多額の固定費や何気ない買い物にお金を使い過ぎています。
これでは自分が本当にチャレンジしたい時や、お金をかけても成し遂げたい時の為の蓄えを作ることが非常に困難になります。
まずは自分の日々の暮らしにどれだけのお金がかかっているのかを正確に把握して、削れるものは削ることを考えてみてください。
その中でも、多くの人にとって最も大きな固定費である家賃を最小化することが恐らく一番手っ取り早く効果があります。
30代も変なプライドは捨てて、堂々と実家暮らしで力を蓄えよ
20代後半はギリギリ、30代独身で一人暮らしをしていないとヤバいやつに見られる。
このような意見はたまに聞かれますが、半分賛成で半分反対です。
世間では確かに30代で実家暮らしをしている人に対して、
- 親に依存している
- 自分で何もできない
- 外に出ることが困難である
等々のイメージがあるかもしれません。
女性からすれば「何か問題があるのでは」となることは確かに納得できます。
しかし、そこに明確な目標があって、その目標に向かうために力を貯める期間だと割り切っているのであれば堂々としていれば良いかと思います。
「いい歳の社会人が実家暮らし」=「なんかやばそう」
となるのは、その人の性格等に問題があるケースが多いからかと思いますが、自分がそうでない理由が明確であれば下手なプライドは捨てましょう。
ちなみに何かの目的に向かった実家暮らしはOKですが、何もない実家暮らしはやっぱり危険と見なされても仕方ありません。
勉強・ビジネス・トレーニングなんでもいいですが、その実家での蓄え期間に自分に自信のあるものを必ず身に付けてください。
そして、しっかり卒業して、余裕を持って婚活に望みましょう。
大丈夫、きっと結婚できます(←というか、自分も頑張ります)。
まとめ
今回は実家暮らしの勧めでしたが、一生実家暮ししていればいいと言っているのでなく、あくまで力を蓄える期間としての実家暮らしです。
まだ独り身なので実家暮らしをしてお金の消費を減らし、浮いた分は自分への投資に使うことは、世間からの目を我慢してもする価値はあります。
今ギリギリの一人暮らしで消耗しているよりは、結果的に将来いい暮らしが可能になるはずです。
また、人に何と言われようとも自分に確固たる目標を持っての実家暮らしは、だらだらと何となく一人暮らしをしてお金がないよりは断然カッコいいです。
ということで、迷っている人は実家戻りOKだと思いますので、とりあえず「親にごめん!」と言って、それから死ぬ気で頑張りましょう。