カンホンです。
私は26歳の時から、ほとんど初めての海外でアメリカの大学院へ約2年間留学しました。
その後、外資系企業での経験、また留学中に出会った外国人彼女との付き合いなどを経て、今では英語を話すことが人生の一部になっています。
しかし、そんな私も留学に行く前は生粋の日本生まれ日本育ちで、試行錯誤しながら英語・英会話を独学で学び土台を作ってきました。
今回は私の経験を基に、日本にいながら独学で英会話を効率よく上達させるための方法をシェアします。
- 独学で英会話を上達させたい
- スピーキング力向上のおすすめ教材が知りたい
- 英会話初心者で英語を話すことにまだ抵抗がある
【前提】「英語を話せる」の基準を下げる(完璧でなくていい)
まず始めに、英会話習得の心構えです。
英語を話せないという人は多いかと思いますが、「英語を話せる」の基準を下げることが何よりも重要です。
流暢に喋れるのは確かに難しいですが、「相手と意思疎通が図れる」ところまでくれば、それはもう英語を喋っていると胸をはってOKです。
発音が悪かろうが文法が間違っていようが、この感覚をつかめると気持ちが一気に楽になります。
「なんだ自分も案外英語できるじゃん」と思えるようになります。
そもそも英語の習得はネイティブと話すことだけを目的にするものではありません。
世界で英語を使う人は非ネイティブの方がむしろ多いです。
完璧な英語を目指す必要は全くありません。
まずは上記のような思考に切り替えることが何よりも重要で、これができればその後英会話の勉強はどんどん楽しくなります。
ステップ①〜③:独学で英会話ができるようになる
①最低限の英単語・文法を身につける
最初の心構えができたところで早速学習法に入りますが、英語を話すためにはやはり最低限の英単語・文法知識が必要です。
基本レベルの単語帳・文法書の内容は、実際に声に出しながら一通り頭に入れましょう。
(大学受験勉強を経験している人はこのステップは大体クリアできていると思うので飛ばしてOKです。)
教材のおすすめを挙げるとすれば、DUO 3.0です。
凄く良くできており、これ一冊で英語の基本的な土台は構築できます。
復習用CDを用いて学習をするとさらに効果的です。
②簡単な英文が口から出てくるようにする
自分は留学に行く前にできるだけ英語を話せるようにしていきたいという思いがあったので、特にこのステップから力を入れて取り組んでいました。
具体的な方法としては、かの有名な瞬間英作文のテキストを使います。
口からポンポン簡単な英文が出るようになるまで何度も繰り返し、自分の中に英語の反射を作っていきました。
この瞬間英作文のメソッドは通訳のトレーニングでも用いられるそうで、英語を話せるようになるための練習法として非常に効果が高いものです。
簡単な英語のみで練習するのでストレスにもなりません。
色々関連の本が出ていますが、以下の青い本だけ集中して何回も繰り返してマスターすれば十分次のステップに行けるかと思います。
③英語によるコミュニケーションを経験する
これまで勉強してきたことを実践する段階です。
正直、「英語が喋れない」と言う日本人の多くに足らないことは英語を使うという経験だけだと考えています。
具体的なツールとしては、オンライン英会話の利用がおすすめです。
一般的なサービスでは、1回25分でマンツーマンの英会話レッスンが格安で受けられるので、アウトプットの場としてコスパ的に最強です。
一方、ここがちょっとハードル高いというのも十分承知です。
最初はかなり緊張すると思いますが、先生もそのような初心者を飽きるほど相手にしてきており、扱いも上手なのでそこまで不安になる必要はないです。
(自分も一歩踏み出すまでいどれだけの時を費やしたことか...。)
10回もやれば「英語でコミュニケーションをとれる」という自信が確実につきます。
オンライン英会話各社で無料体験ができるので、是非お試しコースを受講してみて、自分にあったサービスで続けてみてください。
ここでしばらく頑張ることができれば、はっきり言って一気に日本人の上位数パーセントに行けます。
ちなみに私は昔DMM英会話を使っていましたが、内容は非常に満足できるものでした。
DMMのおかげで、初心者の時に感じる英語を話すもどかしさを完全に払拭することができました。
参考 毎日、英語で話そう。DMM英会話このオンライン英会話をアウトプットの場として上手に活用することで、日本にいながら英会話をかなりのレベルまで押し上げられます。
今の時代、インターネットを使えば海外の生の英語素材に簡単にアクセスできます。
生きた英語を大量にインプットしつつ、オンライン英会話で実践することが、日本でできる格安かつ最も早く効果を出せる英会話勉強法です。
ステップ④〜⑤:英会話が流暢にできるようになる
流暢にできると見出しに書いたものの、どこまで行けば流暢だと自分で思えるのか私も正直わかりません。笑
ネイティブでない以上自分の英語に満足することは一生ないと思いながら、もはや趣味の域で、自分もこの段階で今も勉強を続けています。
④海外ドラマにつかる
海外留学する前から海外ドラマが好きでよく見ていたのですが、ネイティブの表現を学べて耳の訓練にもなる最高の英語教材だと思っています。

使い方としては、ご自身のレベルに応じて、日本語字幕→英語字幕→字幕なしと段階を踏んでいくのが良いです。
映画でもまあ効果は同じなのですが、海外ドラマの何がいいかというと、以下の二つの理由です。
- 1回45or20分程度なのでちょっとした時間で見やすい
- 何話・何シリーズもあるので長く続けやすい
最初は本当にマシンガンのごとく速い英語で、何言っているかさっぱりわからないと感じられると思います。
しかし、辛抱強く続けていると頭が次第に英語モードになってきます。
もちろん何となく見ているだけでは英会話の向上には繫がらないので、ドラマで得た表現をオンライン英会話などで実際に使うことが重要です。
ちなみに自分が留学前に特にハマっていたのはgleeでした。
あまり男で話ができる人はいませんでしたが笑、アメリカの高校生事情が非常に面白い、今でも時折見る大好きなミュージカルドラマです。
⑤英語を話す友達・恋人を持つ
英語を話す(外国人の)友達・恋人を持つと自分の語学力向上に効果があるのは容易に想像できます。
英語圏に留学している人であればもう一段階上がって、ネイティブの親友・恋人を持つことが英語力を飛躍的に向上させる手段です。
特に恋人を作ることは語学ができるようになる最短コース等冗談半分に言わますが、これは事実です。
例えば、自分がアメリカにいて、アジア系の留学生の子とローカルの男がつきあっているパターンはよくありました。
総じて彼女たちの英語は抜群に上手く、彼女たちもまたそれはパートナーのおかげだと認めるところでした。
...ということで、ここを突破したら一気に高いところまで行けると思うので頑張りましょう。笑
ちなみに、日本の女の子はモテるとよく言われるところですが、日本男子がどう外国人に勝つかというと相当大変です。
言葉で劣っている分をカバーする大きな「何か」が必要なわけで、かなりの努力が必要かと思います。
個人的な意見としては、とりあえずスタートラインに立つために筋トレは必須です。笑
まとめ
以上、今回は英語スピーキング上達のための学習法についてのシェアでした。
段階を踏み継続的に学習に取り組む事で、必ず英会話は独学でも習得する事ができます。
そのためにも、まずは英語を話すという行為を「大した事はない」と頭に刷り込む事が重要です。
正直、自分もまだまだ発展途上です。
偉そうに言える身分では決してないのですが、現在勉強している人・これから頑張ろうと思っている人の参考に少しでもなれば幸いです。
自分も日々上達のためのできる限りの努力をしていきます。