会社の中の人の絡みで疲弊しきっている今日この頃のわたくしですが、「辞めたい...」と何度思ってもまだ辞めません!
正直お金のために仕事をやっていたら割に合わないと思っています。
結果的に出世して会社の中で給料が高くなると言っても、一部のトップ企業・特殊なポジション以外は結局どんくりの背比べです。
それでも会社にいる理由は、自分の人生のゴールに向かうために、会社員でしか得られない利点を感じているからです。
今回はそんな私が考える会社員として働くメリット、人生・キャリア構築についてのシェアです。
- 会社員として働くメリットが何なのか知りたい
- 今後の人生・キャリアの方向性を考えている
- 自分に正直に生きていきたい
目次
人生・キャリアのゴールに向かって会社員として働く3つのメリット
以下、私が会社員として働くことのメリットで、特にこれという3つを挙げます。
自身の人生・キャリアにおけるゴールに向かう上でのメリットという観点でピックしています。
①:お金を貰いながらビジネスを学べる
私はアメリカでビジネススクールに通っていましたが、「英語で戦う力」がついた以外には、正直実践の仕事に勝るものはなかったです。
会社員として働く一つのメリットは、お金を貰いながらビジネスの経験を積める・スキルを効率的に得られることだと考えています。
もう少し具体的に言うと、
- 会社のリソースを使い、自分にはほぼノーリスクで挑戦ができる
- その過程を通じて自身が大きく成長できる
- 上記を毎月安定したお金を貰いながら実現できる
といったことは、会社という組織に所属する以外では基本的にできません。
特に20代のうちは自分が働く会社を「お金を貰いながらビジネスを学べる場所」と捉えて選択をすると良いです。
上記目線を持つと、会社選びの判断も変わってくると思います。
言わずもがな、多少給料は高くても、業界が衰退していたり、大したスキルも身につかない企業・職種を選ぶのはアウトです。
「自分が学ぶ場所として価値があるか」という視点で会社選びをして、そのメリットを最大限に享受してください。
ちなみに、20代のうちに一回会社を辞めてフルタイムで学校に入り直すような選択も勿論いいと思いますが、
「実践に勝るものはない」+「会社勤めはお金も貰える」
という点で、機会損失はしっかりと考慮をしておくべきです。
働き盛りの2年間の差はかなり大きなものになります。
会社員のメリット②:色々な人に出会える・コネクションが広がる
私は現職で3社目になりますが、1社目からこれまで出会ってきた人達とは公私において非常に大切な繋がりになっていることも多いです。
もちろん個人で働いていても積極的に外に出てネットワークを作る・人と出会うことは可能です。
しかし、会社に所属していると嫌でも人と関わりますし、社内・社外のネットワークが将来思わぬところで自分を助けてくれることがあります。
また、一社にずっと留まるよりは、転職をして環境を変えると会える人もどんどん増えていくので、ネットワークの拡大も加速をしていきます。
そして、昔の仕事の繋がりが新しい仕事へと繋がることも多々あります。
(前職の同僚・先輩後輩が別の道で活躍しているのを見聞きすると、自分のモチベーションも上がります。)
会社員として生きる以上、この「人との出会い」のメリットは是非最大化できるよう行動することをおすすめします。
会社員のメリット③:社会に大きなインパクトのある仕事ができる
仕事の究極の報酬は仕事です。
自分が仕事で結果を出していると、どんどん大きな仕事が回ってきます。
それは個人で扱える領域を遥かに超え、社会に大きなインパクトをもたらすもので、会社に所属してしかできないレベルにもなります。
良い給料や福利厚生、その他諸々わかりやすい会社員のメリットは他にも多々あるものの、それらの先にある究極の喜びは自分が社会に貢献する満足感です。
先に挙げた、
- お金を貰いながらビジネスを学べる
- 色々な人に出会える・コネクションが広がる
等も、結局はその後どれだけ社会に貢献する仕事ができるか・自分が満足感を得られる仕事ができるかということに繋がってきます。
例えば、あなたが余裕で生きていける収入を毎月何もせずに生み出していたとしても、仕事を完全に辞めるとその後に来るのは確実に退屈です。
人間誰かのために役に立ちたくなります。
それが生きる意味を感じることにも繋がります。
一方、どんな方法にせよ、あなたが多くの人に・大きな役に立つことができた時、人生の満足感はとても高いものになるでしょう。
私は自分の所属組織のおかげでこの3つ目のメリットを非常に感じているので、しばらくは会社員という選択を続けます。
会社員のメリットを推したが、結局は「どんなライフスタイルを送りたいか」
上記のように会社員のメリットを挙げてみましたが、「自分がどんなライフスタイルを送りたいか」が結局は重要になります。
上記で述べたように、
- 会社という組織の中で大きな力を動かし、社会の課題を解決したい
- 社会にインパクトを与えることを喜びとし、会社生活を中心に生きていきたい
という志向があれば、それはそれで大いにアリかと思います。
会社と言う組織に所属する=人と関わる以上ストレスはつきものですが、そこを上手くコントロールしていけるのであれば全く問題ないです。
組織の中での価値を最大化できるよう自分のスキルを磨いていくことで努力次第でいくらでも楽しむことはできると思います。
一方で、「自分の欲」が先行で、
「港区の超高級マンションに住んでいたい」
「海外のビーチでのんびりしながら気ままに仕事したい」
など、自分の理想とする生き方があるのであれば、そこから「逆算で自分のやるべきことを考える」のも一つの手です。
そのためのスキル・経験が今の会社を通じて得られるならばいいです。
しかし、全く関係ないのならば転職あるいは会社員を辞めて自分の時間をその目的に沿ったものに使う方がいいかもしれません。
今一度、「どんなライフスタイルを送りたいか」はご自身に問いかけてみてください。
ちなみに:会社員として働く目的をステータス・お金にするのは割に合わない
私は与沢翼さんの熱烈な信者ではありませんが、ネット上の記事にあった彼の言葉で共感できるものがありました。
ステータスなんて、くそです。そんなもんよりも、私はリアルマネーと、リアルな充実、本当の優雅を満喫します。
一世代前の考え方ですと会社勤めが当たり前で、会社員としてのステータス→収入の高さと関連付けられることが一般的だったと思います。
しかしインターネットが発達し個人が力を持ち始めてからはこの論理は成り立たなくなり、とんでもない額を稼いでいる非会社員はいくらでもいます。
ステータスやお金を得たいという考えで愚直に会社で働くのは、割に合うラインへの達成確率が低すぎるので避けるのが無難です。
(もちろん会社員としてのステータスがゴールの人はそれでいいです。)
上記で述べましたが、結局は自分がどういうライフスタイルを送りたいかだと思うので、お金を稼ぎたいならお金を稼ぎたいで目的としてOKです。
お金を稼くというと何か汚い様なことにも思えますが、そもそも他人に対する価値がないところにお金は発生しません。
その手段がいくら見栄えがしなくても結果として現れる数字が全てです。
それを達成するための修行の場として会社が使えるならば使えばいいし、使えないのならば他に利用できるものを探せば良いと思います。
ただ、会社員でいる最終目標をステータス・お金に置くと満足できる結果を得られない可能性が高いので注意が必要になります。
まとめ
今回は人生・キャリアのゴールに向かって会社員として働くメリットのシェアでした。
結局は人間ゴール設定次第で、その手段は大きく変わってきます。
自分の気持ちに正直になってゴールを設定し、そこに向かって最大限努力することで、より自分のためにも人のためにもなると考えています。
そのゴールが会社を通じて目指した方が効率の良いことなのであれば、会社員として働くことも悪くはないはずです。
必ずしも会社員は奴隷のような存在ではなく、メリットはたくさんあります。
自身のゴールに向かうために利用できるのであれば、大いに利用することをおすすめします。