私は30歳を越えてから敢えてくシェアハウスに住むことを選びました。
出来るだけ家賃という固定費を抑えるのが目的で、場所的にはおそらく破格の値段で暮らしています。
しかし、このような格安のシェアハウスに住む際に注意が必要なのは、「入居人に結構ヤバイ奴が多い」という事実です。
確かに安いということにメリットもありますが、入居の際はよく考えたほうが良いということで、今回私の事例をシェアしたいと思います。
- シェアハウスに住むことを検討中
- 格安シェアハウスでの生活がどんなものか気になる
- シェアハウスを選ぶ上でのポイントが知りたい
目次
私の住む格安シェアハウスの概要
私が住む格安シェアハウスの概要としては以下の通りです。
- 東京都心、駅近3分
- 2018年にオープンしたばかりで中はとても綺麗
- 準個室・寝るだけの家がコンセプト(なので部屋はめっちゃ狭い)
- 個室でないということにより、立地条件にも関わらず家賃は5万ほど
- 敷金・礼金なし
- 契約期限はなし、いつでも解除可能
この物件のポイントは初期費用が無く、家賃も場所にしては非常に安かったことでした。
正直寝に帰るだけの場所が欲しかったので、部屋の大きさがベッドのサイズ+ちょっとしか無くても問題なかったです。
自分のニーズに対して家のコンセプトが非常にマッチしていたことが決めてとなりました。
ちなみに「準個室」はどんなものかと言うと、簡単に言えばカーテンで仕切られた病室のようなものです。
(人に言うと大体驚かれます。笑)
このお陰で家賃を下げることができています。
「2段ベッド(ドミトリー式)」だと家賃が2~3万で住むところが多いのですが、シェアハウス暮らし経験者から、
「絶対やめた方がいい」
と言われていたため家賃はこれ以上下げられませんでした。
それでもドミトリ以外ではなかなか無い好条件です。
また、トランク一つで引っ越しできる身軽さでいられるのも私がシェアハウスを選ぶ理由の一つでした。
格安シェアハウスのリスク「入居人に結構ヤバイ奴が多い」
私がこの格安シェアハウス住まいで学んだことは以下でした。
- 安い場所にはそれなりの人が集まってくる
- 危険な奴・常識の無い奴も多い
- そういう普通じゃない人と部屋を共有するとマジでキツイ
勿論自分の将来のためにお金を貯める、今を堪え忍んで節制する勤勉な若者もたくさんいます。
そういう人は問題無いです。
逆に彼らを見て自分も頑張ろうという刺激になります。
一方、年が結構いっているのにも関わらず、そういった格安場所に住んでいる人には要注意です。
(つまり、そういう所にしか住めない=何か問題がある可能性も高いです。)
※自分のことは棚に上げるので、30代前半までは「おっさん」の定義から外してください。笑
私はルームメイトのノイズに耐えられなくなり、次の場所を探していた時期がありました。
具体的に言うと、「ぶっ〇〇す」的な独り言を夜な夜な呟いており、本当に怖くて眠れない感じです。笑
私のシェアハウスの場合2段ベッドではないですが、カーテンの向こうには人がいるので、声は筒抜けます。
また、夜中に彼が酔っ払いながら部屋で大声で電話していた時は正直怒りを通り越して呆れました。
外国人のルームメイトに不満が募る人はよくいると思いますが、日本人でも周囲に配慮できない人はいるのだとその時の経験で学びました。
(ちなみに彼はおっさんではなく、若者でした。)
結局このクレイジーな彼は私が大家に通報し追い出されたため自分は残ることになりましたが、その後に入ってきたおっさんもかなりヤバイ奴でした。
彼は女子もいる共用スペースでパンツ一丁で歩いており、呆れるを通り越して今度は笑ってしまいました。
また、このおっさんのイビキが半端なくて結構キツイですが、前の彼の危険な独り言に比べれば可愛いものだと思えてしまっています。笑
個室を選ぶ場合はまだ良いかと思いますが、ドミトリーやこのような格安物件を選ぶ時は事前にリスクが許容可能か十分に考えてください。
格安シェアハウスの反対「高級シェアハウス」も覗いてみた
では、自分の格安シェアハウスに対して、「高級シェアハウスってどんなもんじゃい」と思い覗いてみたことがあります。
「高いだろうなあ...」と思いつつも東京は六本木のシェアハウスの内見に行ってみました。
立地、設備共に非常に魅力的な物件だったものの、家賃が今の2倍以上・初期費用も諸々合わせると30万以上かかるため、
「普通に個室アパート借りてもええな」
というのが最初の感想でしたが、そこで管理人の方が言っていたことが印象的でした。
カンホン
管理人のお姉さん
結論、(わかっていましたが)私の住む格安シェアハウスと正反対だということが確認できました。
私はシェアハウスにする目的として、
- 家賃を抑えられること
- 身軽に住む場所を変えられること
を第一に考えていましたが、彼女の言葉から、
「シェアハウスの家賃の高さ」
→「敢えて高い金を払ってそこに住むくらい面白い(変わった?)、けどしっかりしている人に会うチャンス」
というのを改めてここで感じたのでした。
このシェアハウスはきちんとした審査もあり、コミュニティーがそのシェアハウスに相応しいものに保たれています。
結果的には、自分のまだ足元が固まっていない中でやはりできるだけ固定費は抑えるべきだと思い、その時は見送りました。
が、そこで得られる交流やネットワークを考えると確かにその値段を払ってもいいかもしれないとも思いました。
ちょっとお金に余裕ができたら、いつかはこのような高級シェアハウスにも是非住んでみたいと思います。
格安シェアハウスでも出会いはある→試してみても人生経験として良いかと
私はほとんど寝に家に帰る生活だったので、現在のシェアハウスの居住者との交流は共有スペースで誰かに会えば軽く挨拶をする程度です。
加えて歴代のルームメイトのお陰で人間不審になっていたので、積極的に関わろうともしませんでした。
しかしそれでも中には色々話しをて、サシで飲みにいける人とも知り合うことができました。
なので、このような出会いは格安物件でもある(=ちゃんとした人もいる!)ということは言えそうです。
ちなみに、テラスハウスごっこもやろうと思えばきっとできるかと思います。笑
(私は残念ながら気力がもうありませんが。。)
若い子たちは比較的夜な夜なキャッキャ楽しんでいる様子で、
「若いっていいなあ....」
と思いながらも、自分が入ろうとは思わないところに歳をとったことを感じます。笑
ここで私が言いたいこととしては、
男女問わず「新しい人との出会い」と言う意味では、シェアハウスは面白い選択肢かもしれない
ということです。
私の住んでいるところではほとんど日本人ですが、例えば外国人と知り合うのにシェアハウスを使う手もあります。
シェアハウスを検討す場合には自分が知り合いたいカテゴリの人がいるか、管理会社などに聞いて事前にチェックしてみてもいいかもしれません。
(私はあまり考えていませんでしたが、格安シェアハウスなら基本的には若者・外国人も多いはずです。)
新しい人と出会うことはいつでも人生の刺激になりますし、クレイジーな人との出会いも結局は経験だとポジティブにも捉えられます。
自分も30を超えて怪しまれる側に入りつつありますが(!)、結婚する前には経験として住んでみることは多いにありかと思います。
まとめ
私の人生の方針ですが、「とりあえず興味があることは試してみた方がいい」と思っており、シェアハウスも例外ではありません。
自分一人の静かな個室がどれだけ必要かは、ルームメイトを持ってノイズに悩まされないと案外実感としてはわからないものです。
住んでみることは経験として決して損ではないと思います。
ただし今回お話したように、格安シェアハウスはリスクもあるので十分に注意してください。
私は最早ヤバイ人達にも慣れたので行けるところまで行きます。笑
年齢制限を設けているシェアハウスもあるので(危険なおっさん排除のため?)、興味のある方はチャンスがあるうちに是非試してみてください。
参考 コスパと出会いが魅力のシェアハウスオークハウス