かの有名な経営コンサルタント大前研一さん曰く、人間が変わる方法は3つしかないそうです。
- 時間の使い方を変える
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
私は自分の人生を変えたい→そのために自分という人間を変える必要があると考え、上記の「人間が変わる方法」を実践してきました。
その結果、ここ8年ほどで人生が確かに良い方向に向かい始めたので、今回その詳細をシェアしたいと思います。
- 人生ドン詰まりでどうにか変えたい
- 自分を変えたいと思っているがなかなか上手くいかない
- モヤモヤしているが何をしていいかわからない
人生を変えるために:① 「時間の使い方を変える」
時間の使い方を変えると、日々の生活から生まれるものは大きく変わります。
毎日のなんとなく過ごす時間を無くすことで、人生は100倍有意義なものになるかと思います。
やるべきことをルーティン化する
毎日継続すべきことは一日のタイムスケジュールに組み込んでしまいます。
例えば私の朝の通勤時間でやることは決まっています。
- 朝の通勤電車を待っている間に一人でボソボソ英語のスピーキング練習
- 6:38amに乗る最初の電車の中ではニュースアプリを開いて見出しに一通り目を通す
- その後乗り換えの電車を待っている間にまた一人でボソボソ英語のスピーキング練習
- 次の電車ではKindleで英語の小説を10ページ読み進める
- 帰りの電車ではNetflixで海外ドラマを約20分で見る
これで私の日々の情報収集と英語の勉強はほぼ全て通勤時間の中で完結します。
深いことは考えず週5日毎日同じ時間に同じことを繰り返すだけで、自分のレベルを着実に上げていけます。
この時間を何となくただ単にボーッとしていたり、ケータイでゲームをしている、SNSを見ているのでは大きな差ができるのは言うまでもありません。
意識して休む&だらだらする時間も意識してとる
ケータイでゲームをすることやSNSを流し見ること自体が悪いのではもちろんありません。
何となくすることを避けるべきなのであって、
- ゲームをする
- ボーっとして頭を休める
- 友達と遊んでリフレッシュする
等々を、自分で意識して時間を決めてやっているのならばOKだと思います。
重要なのは、自分の人生の時間を常に意図的に使うということです。
これだけで人生の生産性は一気に上がります。
予定は詰め込みすぎずバッファをもつ
もちろん100%自分の計画した通りに時間を使えない場合もあります。
なので、必ず何か突然の事情に備えてバッファは持っておくべきかと思います。
そのための予定の立て方としては、例えば
- 基本毎日英語小説を10ページ読む
- 止むを得ない理由があったとしても、週で70ページ読む
というようにノルマを2段階で設定することがおすすめです。
外部要因によって目標達成を妨げられることがあったとしても、バッファがあることでストレスを最小限に抑えることができます。
人生を変えるために:②「住む場所を変える」
日々の生活や出会う人が変わると、自分の考え方や行動の変化に繋がります。
住む場所を変えることはそれを一番手っ取り早く行える方法です。
私は大学卒業仕事の都合もあり住む場所を転々としました。
その結果、それぞれの場所でその後の財産となる出会いを数多く経験し、自分の人生に大きな影響を与えることになりました。
社会人生活:東京→アメリカ→埼玉→広島→東京
社会人の始めは東京の田舎で一人暮らしを3年ほどしていました。
そこで住んでいたマンションの一階には私がお世話になっていた接骨院がありました。
そこの先生とは自分がそのマンションを出た後もかれこれ5年近く飲みをご一緒させていただいています。
経営者としての彼の話からはいつも多くのことを学ばせてもらっています。
その後留学で訪れたアメリカに2年ちょっと住み、自分の中身をガラッと入れ替えるような体験をしたことは言うまでもありません。
その後埼玉の実家に戻り、その有り難みを感じながら過ごした約1年半。
途中では広島に仕事で割と長い間滞在し、また新たな土地での生活を経験することができました。
そして、現在は再び東京、今度は都心にて暮らしています。
私の今:実家とシェアハウスの往復生活
現在私は都内のシェアハウスで暮らしており、休日は実家に帰るという何とも甘えた生活をしています。笑
シェアハウスを選んだのも経験のためで、完全な個室に住んでいる訳ではないので、最初はなかなか新鮮でした。
最近はルームメイトの騒音への苛立ちが募り、やはりプライベートな空間は必須だと気づきましたが、これも経験です...。
このシェアハウスでも出会いがあり、サシで飲みに行こうと言えるほどの人に会うことができました。
やはり新たな場所に行けば新たな出会いはあるもので、自分にはこの定住しない生き方は合っている気がしています。
海外に出ることは人生史上最大の変化を起こす
「海外に行って人生を変える」というのは、何も留学斡旋会社の宣伝文句だけではないと思っています。
勿論海外に出なくとも、住む場所を変えることによって新たな人に出会うことや新たに考えに触れることは間違いなくできます。
しかし、海外に出ることで日本の中で住む場所を変えるのとは比べ物にならないレベルでそれを経験できます。
自分が心のそこから何か変えたいと思うなら、本当に大きな変化を起こしたかったら、日本という国を出てみることは確かな手段です。
人に何を言われようと、海外に住む場所を変えることは完全にありです。
人生を変えるために:③「付き合う人を変える」
いつも一緒にいる人が変わると自分の無意識の行動が変わります。
また、いつも話す相手のレベルが高ければ、自然と自分も吊り上げられてそれが普通になります。
なので、自分を変えたかったら周囲の人を全部取り替えてしまう(=自分が動いて別の所に行く)ことが最も確実で最短の方法です。
自分の行動が変わらないのは他人のせいかもしれない
何事も人のせいにしない、100%自分原因で考えることで成長を加速させるのは間違いないです。
しかし、周囲のせいで自分の成長速度が鈍化する、変わろうと思っても変われないことは実際あると思います。
そんな時は人のせいにしてもいいです。
ただし、人のせいにして何もしないのはダメで、人のせいにして、自分が動いて環境・周囲の人を変えてください。
今や私は自分にポジティブな影響を与えてくれる人しか関わりたくありませんし、「仕事つまらない」しか聞けない飲み会も避けています。
これができるようになると、人生確実に、大きく変わります。
今周囲にいる人は自分の映し鏡→なりたい人の近くに行く
自分が一緒にいて居心地いいと思う人は結局のところ自分と同じくらいレベル、あるいは同じような考え方をする人が多いです。
それは自分と同じような人と関わるほうがストレスが圧倒的に少ないからです。
自分がそのままで良いならどうぞお好きにと言うだけなのですが、
「自分を変えたい」
「人生を変えたい」
と思うのならば、その心地いい環境からは勇気を出して抜け出すべきです。
どこに行くかは逆の発想で、
周囲に「自分がなりたい人」を置ける環境に行けば良いです。
頑張ってその人に自分を合わせるので、いつかきっとそのなりたい人に近くことができます。
背伸びをして、ストレスを感じて、それが普通になるを繰り返す
自分がなりたい像がパッと思いつかなかったとしても、とにかくよりハードな環境へ背伸びをして入ろうすることを繰り返していると良いです。
それにより、止まらずに成長をし続けられます。
自分がいい意味でのストレス、自分より次元が上の層に対して抱くストレスを常に抱えていれば、自分の考え方・行動が変わります。
いつかそれが普通になり後の人生が圧倒的に楽になります。
いつも楽な道を選んでばかりでいると結局はいつかどん詰まり、身動きが取れずに最後には貧困に喘ぐ可能性も高くなっていまします。
まとめ
自分という人間、また自分の人生は、自らの力だけで変えるものではなく、周囲をうまく使って変えるべきものだと思っています。
もちろんすぐには効果出ないかもしれませんが、今始めることでいつかは必ず目に見える効果が出てきます。
私は長い時間をかけてようやく上記のような姿勢を習慣として身につけてきました。
時間はかかりましたが、今後の長い人生で得るであろうリターンを考えると本当に正解だったと思っています。
この記事を読んでいる人には「人生ドン詰まり」の人もいるかと思います。
もしまだ解決の糸口が見つかっていないのであれば、今回シェアをした、
- 時間の使い方を変える
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
を実践することで自分を変え、人生は変えることに是非挑戦をしてみてください。