カンホンです。
私は英語の勉強についていくつかのお気に入りの方法を長い間続けていますが、2年以上継続して行なっているものの中に瞬間英作文があります。
その名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、瞬間英作文は独学での英会話上達のためにとても効果的なメソッドです。
今回はそんな瞬間英作文におすすめのツール&トレーニング教材についてシェアをしたいと思います。
- 独学で英会話を最大効率で上達させたい
- 自分が使える語彙・表現を増やしたい
- 隙間時間できるスピーキングの練習方法を探している
瞬間英作文とは?英会話の独学上達における最強学習法
瞬間英作文は英語のスピーキング練習方法で、一言で言えば自分が見た日本語をすぐに英語に翻訳して口から発するトレーニングです。
文字通り瞬間的に英作文をしてアウトプットすることがポイントで、これが反射的にできるようになると英語が話せるということに等しくなります。
通訳のトレーニングメソッドとしてもこの瞬間英作文の用いられるそうで、場所も選ばず隙間時間で行うことができます。
私が知る限り、最も簡単で効果的な英語スピーキング練習法です。
色々関連の本が出ていますが、上記青い本を集中して何回も繰り返すことで基本的な会話の表現は組み立てられるようになります。
また、瞬間英作文の良いところとしては、英語と日本語訳さえあれば何でも教材になり得ることです。
ご自身のレベルに合わせて教材選ぶことで、初級者から上級者まで使える練習方法になります。
上に掲載したテキストが終了した後は、自分の好きなものを教材として瞬間英作文をどんどん行なって良いと思います。
一方慣れないうちはかなり難しいので、自分がスラスラ読めるレベルよりさらに一段下げた「簡単に思える」くらいの教材での練習がおすすめです。
瞬間英作文のおすすめツールとトレーニング教材
私は26歳から約2年間アメリカに留学をしていました。
そして日本に戻った時、日本でどうやって英語を上達させていくかを長らく試行錯誤していました(キープではなく、上達です)。
そこで行き着いた方法がの一つが、今回テーマとしている瞬間英作文です。
やり方については色々検討した結果、そのツールとしてQuizletという単語帳アプリを利用してこのトレーニングを実施することにしました。
参考 Learning tools & flashcards, for freeQuizletQuizletを使うメリットとしては、人が作ったフラッシュカードを利用・カスタマイズできることです。
つまり、自分が一からオリジナルのカード作成に時間を費やす必要がありません。
私は「DUO」と「NHK実践ビジネス英語」の2つを主に使っていますが、こちら瞬間英作文の教材として非常におすすめです。
市販のテキストから全て自分でアプリに転記するのは大変ですが、Quizletではすでに誰かが作ってくれているものから探すことができます。
私はこの2つの教材の日本語文を何度も繰り返して瞬間英作文し、
- 記載されている全ての英文を完璧に再現
- 自分で+αの表現を付け加えて文章を作成
できるところまで仕上げました。
もちろん自分でオリジナルのフラッシュカードも作成でき、時には自分が英語学習で気になった表現を書き溜めたノートからQuizletに転記します。
私は単語や表現の意味を暗記するだけでなく、実際に使えるようにするために瞬間英作文を行っています。
日本で2年間ほぼ毎日瞬間英作文を続けた結果
アメリカ留学後、上記のようにQuizletを使って瞬間英作文を毎日15分歯磨きのごとく習慣として続けてきましたが、気づけばもう2年が経ちました。
私が2年間瞬間英作文を続けた効果として、
- 使える単語・表現の幅が格段に広がる
- 日本語→英語のスイッチ切り替えが早くなり、会話のレスポンス力が上がる
ということに間違いはないと感じています。
加えて、アメリカにいた時(特に初期のころ)よりも遥かに効果的にスピーキングのトレーニングができています。
もちろん留学前にもスピーキングのトレーニングとして瞬間英作文は行なっていました。
しかし、留学後は「英語しか使わない環境にいる=英語力は勝手に伸びる」という勘違いをし、自分一人での会話のトレーニングの量は確実に減りました。
もちろん生活の中で英語を使うことに集中はしていたのですが、やはり留学初期の頃は自身がアウトプットできる量は非常に限られています。
どちらかというと人の話をふんふんとわかったつもりで聞いている時間の方が圧倒的に長かったです。
なので、その効果を感じている今では、
「アメリカにいた時に瞬間英作文を行なっていたら、スピーキングの伸びは違うものになったかもしれない」
「海外留学していようと、瞬間英作文を使って一人で練習をするべき」
とも考えています。
まとめ
これは別のところでも言っていますが、私は「インプットの限界がアウトプットの限界」を信条としています。
自分の持っているものだけでアウトプットするトレーニングをしても、必ずどこかで行き詰まります。
瞬間英作文はアウトプットのトレーニングでありながら、自分が実践で使いたい表現をマスターするためのインプットのトレーニングでもあります。
自分の表現の幅を増やし、スピーキング力の底上げをするにはもってこいの練習方法です。
2年間と言わずとも、毎日10分を1年間続ければスピーキング力は大きく向上するはずです。
簡単な教材からでいいので、騙されたと思って、皆さんも是非挑戦してみてください。