カンホンです。
今回は日本での英語独学におすすめの教材のシェアです。
私は今回紹介する教材を使い、アメリカの大学院留学からの帰国後、日本でさらに英語力を伸ばすことに成功しています。
独学で英語を身に付けたい人に加えて、海外留学からの帰国後英語力をどう維持・向上するか考えている人も是非参考にしてみてください。
- 日本で独学で英語を身に付けたい
- 海外留学からの帰国後、英語力を維持・向上したい
- ネイティブレベルの英語に一歩でも近づきたい
まず始めに:日本で英語を上達させるための心構え
具体的な教材のシェアの前に、まず日本で英語を上達させるための心構えです。
以下のことを常に意識して、時間自体は短くとも、英語を勉強している間の集中力・効率を最大限にするよう努力してみてください。
- どんなレベルにおいても新しい単語やフレーズを貪欲に覚える
- 通勤中や隙間の時間を侮らず英語学習に利用する
- 定期的に英語を話す機会を確保する
語学習得の一番てっとり早い方法は習得したい言語だけの生活に浸かることですが、日本で24/7英語漬けの生活を送るのはなかなか難しいことです。
なので、日本での英語独学にあたってはどれだけ意識・効率を高めて勉強ができるかが上達への鍵となります。
私の場合、2017年春にアメリカから帰国した後、「日本で英語を上達させるべく勉強する」という目標を立てました。
ポイントは、「維持」ではなく「上達」だったということです。
日本では確かにアメリカにいた時と比較すると、英語に触れている機会は圧倒的に少なくなりました。
それでも毎日少しでも時間を確保して英語の上達を目指して勉強に取り組んでいることで、自分の人生で「今」が常に一番英語力がある自信があります。
日本で英語を上達させるにはどれだけ集中して効率的にできるかが勝負ですので、まずご自身の勉強習慣・目標を振り返るところから始めてみてください。
独学での英語力向上におすすめの教材5選
ここから私が現在も利用しているおすすめの英語学習教材を紹介します。
基本的に全てスマホやPC、タブレット型端末で利用できるものです。
①Quizlet:ボキャブラリー強化(初級~中級者向け)
Quizletは単語帳アプリで、単語やフレーズを覚えるのにとても便利です。
参考 Learning tools & flashcards, for freeQuizlet特徴としては、自分でオリジナル単語帳が作れるだけでなく、人が作ったものを拝借できるので、すでにあるものはわざわざ一から作る必要がありません。
自分のおすすめは、かの有名な「DUO」と「NHK実践ビジネス英語」です。
どちらも既に単語帳作成をしてくれている方がいるので、それをそのまま使えます。
使い方としては、瞬間英作文トレーニングの要領で、日本語のフレーズを見て英語を口に出すトレーニングをQuizletを利用して行います。
これにより、自分が「使える」単語やフレーズの幅がグンと広がります。

もちろん自分が英文を読んで新しく出会った単語やフレーズを使って、オリジナルのフラッシュカードを作ることもできます。
その場合も紙やエクセルなどを利用するより遥かに簡単にできます。
②Soundcloud:ラジオ聴取(上級者向け)
SoundCloudは音楽等のストリーミングサービスです。
参考 Listen to free music and podcasts on SoundCloudSoundCloud私は歩いている時は常にこれでラジオ番組を聞き、周りから見たら完全に怪しいであろう一人でぼそぼそシャドーイングをしています。

ちなみにおすすめのチャンネルはMOViN925というシアトルのローカルチャンネルです。
英語は上級者向けかもしれませんが、彼らの行き過ぎたジョークや変わった出演者に死ぬほど笑えます。
毎週末に1週間分をまとめてダウンロードし、iPodに入れて暇さえされば繰り返し常に聞いています。
③Netflix:海外ドラマ鑑賞(中級~上級者向け)
そして言わずもがなNetflixです。
参考 Watch TV Shows Online, Watch Movies OnlineNetflixNetflixで海外ドラマを見まくるというのが、自分の英語インプットの大きな柱です。
特にアメリカのティーンエイジャーの高速な英語をシャドーイングすることがとてもいい訓練になります。
私はGossip Girlが好きすぎて全6シーズンを繰り返し見ています。
ニューヨークの特権階級の高校生たちが繰り広げるクレイジーなドラマに、田舎育ちの自分としては開いた口が塞がらない毎晩深夜0時です。
海外ドラマ視聴はもはや勉強とは思わず趣味の領域に入ってます。
④英語小説:リーディング(中級~上級者向け)
英語小説を読むことも海外ドラマ視聴と同様に、楽し過ぎてもはや勉強だと思っていません。
英語小説多読に取り組むレベルの目安としては、基本的な語彙・文法を身に付けた、TOEIC600点程度から挑戦してみると良いかと思います。
私が英語小説にハマったのは大学の学部時代で、日本での英語小説多読中心の勉強でTOEIC800点代後半に到達しました。
以下の記事でその時に実際に読んだ本を紹介していますので、参考にしてみてください。

また、英語小説多読は今でも続けていますが、単なるリーディング力の強化でなく「自分が実戦で使える表現を探す」という目的でやっています。
Kindleで英語小説を読んだ後は必ずノートを作り、着実に自分の引き出しを増やしています。

⑤Skype、Facebookなどのオンラインコール:英会話(全レベル向け)
Skype、Facebook Messenger等のインターネット電話ツールを使い、上記トレーニングでインプットした表現を実際に使ってみます。
私の電話相手は、アメリカにいた時からずっと仲良くしているネイティブの友達です。
週一で基本的に近況報告のようなカジュアルな会話ですが、勉強した成果をちゃんと発揮できるか自分で毎回確認するようにしています。
それによりただの楽しいお話に終わらせず、英語力を継続的に向上させていくサイクルに繋げています。
身近に英語を喋る友達がいない場合は、オンライン英会話などのサービスを是非使ってください。
オンライン・オフラインどちらでも良いですが、定期的に英語を話す場をしっかりと確保することが大切です。
オンライン英会話で以前私が実際に使っていたものとしては、DMM英会話はコスパ的に非常に満足できるものでしたのでおすすめです。
まとめ
以上、今回は英語勉強独学におすすめの教材の紹介でした。
私は上記の教材を使って勉強を続け、留学後1年以上経ってからTOEICを受け最高点を更新(945点→955点)しました。
改めて勉強のポイントを挙げると、少ない時間でも毎日勉強時間を確保すること&時間あたりの学習効率を最大化することです。
その上で今回ご紹介した教材で学習を継続していただければ、日本での独学でも必ず英語力は伸びます。
本記事の内容を参考に、是非コツコツと勉強を続けていってください。