私は2014年末から約2年ちょっとアメリカのシアトルに留学をしており、それが人生でほとんど初の海外経験でした 。
人からは「なぜシアトルなのか?」とよく聞かれ、行く前は自分が行った学校以外には特にコレと言える理由はありませんでした。
が、今ではいつかシアトルに住むことが夢になるほど大好きな街になり、いくらでも魅力を語れます。
今回はそんな私がシアトルを留学地として最高におすすめできる理由をシェアします。
- アメリカ留学を検討している
- シアトルがどんなところか気になる
- 海外留学をしたいがどこに行けばいいか悩んでいる
目次
シアトル留学の理由①:気候が穏やかで暮らしやすい
まず何よりシアトルの好きな点はその穏やかな気候にあります。
日本に暮らしていると四季があるのが普通で、一部の地域を除いてはとんでもない暑さや寒さの中で生活するというのは少ないかと思います。
しかし、それは日本の外に出ると当たり前ではなくなります。
アメリカの東海外では冬は外に出られないほどのブリザードが起こることも普通にありますし、一年中うだるような暑さの地域もあります。
そんな中でシアトルは極端に暑くも寒くもならず、私の体感では東京の気候にも近いので非常に暮らしやすいです。
シアトルと言うと「毎日雨が降っている」というイメージを持つ人がいるかと思います。
確かに雨が降る日は多いですが、雨季は秋から冬にかけて決まったシーズンのみで、降水量としては実はそれほど多くありません。
一方その雨の期間を忘れるほど夏が素晴らしく気持ちいいので、気候に関しては私はむしろ日本より好きです。
私の住んでいたホームステイ先ではクーラーがなく扇風機だけで暮らしていましたが、それでも問題ないほどカラッとした最高に気持ちいい夏です。
旅行と異なり、留学ではある程度長期間の滞在になります。
なので、留学地が自分にとってストレスなく暮らしやすい気候かどうかは、留学地を決める上で考慮すべき重要な事項になるかと思います。
その点でシアトルはとてもおすすめできます。
シアトル留学の理由②:自然とのバランスが絶妙に取れた観光都市である
シアトルの中心街ダウンタウンでは、ショッピングやエンターテイメントに関して必要なものは全て揃っています。
また、バスや電車などの公共交通機関も発達しているので、生活のしやすさに関しては抜群に良いです。
一方、シアトルは自然との調和が取れた観光都市の側面もあり、周囲を海や山に囲まれ、その美しさから「エメラルドシティ」とも呼ばれます。
特に大型フェリーでのクルーズや、マウントレーニアへのハイキングなど自然を活かした様々なアクティビティは観光客に高い人気があります。
留学生にとっても勉強の合間のリフレッシュとして最適です。
私も週末にワシントン湖近くの公園や、スノーコールミーという有名な滝を見に出かけたのは今ではいい思い出です。
このように、都市部の利便性と自然が絶妙に融合したシアトルは、アメリカでも最も暮らしやすい街の一つに挙げられています。
私の知る日本人でシアトルに留学した経験のある人たちは、ほぼ100%の割合で「シアトルでの生活はとても良かった」と言います。
(そして100%の割合で皆「戻りたい」と言います...)
シアトルは非常にバランスの取れた暮らしやすい街です。
「生活に苦労したくはないが自然もあった方がいい!」という欲張りな人にも自信を持っておすすめができます。
シアトル留学の理由③:留学生や移民が多く多様性があり「生きやすい」
アメリカの中でも特にシアトルを含む西海岸沿いはアジア系の移民や留学生が多いです。
なので、初めて海外を留学される方にとっては特に「生きやすい」環境であると思います。
というのも、ほとんどの日本人は日本人だけに囲まれた中で日々を生活をしているので、自分がマイノリティになる事を知りません。
それがどいうことかを実際に体感した時、最初は本当に辛い思いをします。
その点シアトルは人種も多様で外国人も多いので、「アメリカ人の中で自分が一人外国人」という状況には(良くも悪くも)あまりなりません。
学校では留学生も多くいる中での生活になることがほとんどで、多様性を感じると思います。
またアメリカ人もアジア系を含む多くの移民がいるので、英語ネイティブでない第一世代を持つ人も多く、英語が流暢でないことへの理解もあります。
ちなみに私は2年以上フィリピン系の家庭にホームステイでお世話になっており、ホストマザーのおばあちゃんに非常に可愛がってもらいました。
もちろん英語ネイティブ、白人あるいは黒人など単一色の中で一人外国人として生きて行こうとすればそれはそれで大きな経験になると思います。
が、相当ハードです。
一方、多様性のあるシアトルではそのような状況に出くわすこともあまりないので、比較的生きやすく感じられます。
シアトル留学の理由④:アメリカのリーディングカンパニーが集まっている
シアトルはもともとマイクロソフトやボーイング、スターバックス発祥の地として有名でした。
近年ではアマゾンや、その他テック系スタートアップで盛り上がる街として、お金も人もどんどんと集まってきています。
そのような街で暮らしていると、自分が活発的でありさえすれば、
- 上記に挙げたような有名企業に勤める人
- 自分のキャリアにおいて力になってくれる人
に巡り会える可能性は必然的に高くなります。
私も留学中は様々なところでコネクションを作ることができ、日本に戻った今でもやりとりがある現地の友人もいます。
ちなみに私はもともとアメリカ北部のかなり田舎の州立大学を留学地として考えていましたが、結果的にシアトルでよかったと思う理由はこれです。
「いかに人と情報が集まる場所に身をおけるか」というのは自分の進む道に大きな影響を与えます。
その意味でシアトルに留学をするということは、時代の最先端に身を起きチャンスに巡り会う可能性を高める手段になり得ます。
またマイクロソフトやアマゾンの施設を実際に自身で体験することで、近い未来を肌に感じることができます。


まとめ
一口にアメリカ留学と言っても、行く地域・都市によってその体験は大きく違うものになり得ます。
私が今回シェアした「シアトルを留学地として勧める理由」を改めて挙げると、以下の4つです。
- 気候が穏やかで暮らしやすい
- 自然とのバランスが絶妙に取れた観光都市である
- 留学生や移民が多く多様性があり「生きやすい」
- アメリカのリーディングカンパニーが集まっている
行けば必ずわかりますし、実際に留学をするとかなりの高い確率でその後「戻りたい...」と思うような街です。
現在留学を検討されている方は是非参考にしていただければと思います。