私は26歳からのアメリカ留学中の行動の振り返りに日記を使っており、最終的には本にして3冊・800日以上の留学記録をつけることになりました。
私は留学中に設定した数々の目標を達成することができましたが、それはこの日記を続けた効果による所が大きかったと考えています。
今回はそんな私の人生において目標達成に最早不可欠とも言える日記の書き方&ポイントのシェアです。
- 人生において大きな目標を達成したい
- 日々を100%の力で生きていきたい
- 言葉にできないモヤモヤや不安が溜まっている
26年間無縁だった日記が今や人生の目標達成に不可欠なツールに
留学以前、それまで生きてきた26年間で私には日記をつける習慣は全くありませんでした。
おそらくその時の自分の発想では「留学中に日記をつける」という考えには至らなかったと思います。
きっかけは、渡米前に会社の同期の中で一番の親友が日記帳をプレゼントしてくれたことでした。
彼は短期でオーストラリア留学をしていたことがあり、その時に日記をつけていたのが後で見返していい思い出になったとのことで勧めてくれました。
私はアメリカからの帰国後も、一旦休みを挟みつつも、日本でも日記を毎日つけています。
まさかその友達がくれた一冊の日記帳が、その後何年も続く自分の習慣を作るとは当時は思ってもみませんでした。
今や日記は私が人生におけるあらゆる目標を達成するための必須ツールになっています。
私のアメリカ留学中の目標達成のための日記の書き方【6つのポイント】
留学期間中800日以上毎日書き続けた日記帳
上の写真は実際に自分が留学中につけていた日記帳です。
私は日記を単なる日常の記録に留めず、自分を目標とするゴールに近づけるためのツールとして活用していました。
以下、私が日記をつける際に意識していたポイントを記載します。
(使っていたのはほぼ普通のノートで、上から1日分書くごとに線を引いて区切るというシンプルな書き方でした。)
①目標を「何度も」書く
まず初めに、頭の中にある「自分がどうなりたいか」「何を達成したいか」という気持ちを言語化します。
そして、現時点の自分とゴール地点との距離を毎日意識して行動するために、日々の記録と合わせて「何度も」目標を書き出します。
私の場合は、留学中に、
- アメリカのバスケットのセミプロチームへの加入
- 志望していた外資系企業へからの内定獲得
をメインの目標として、その他留学生活において立てた大小様々な目標を事あるごとに日記に書き出していました。
目標は現時点で完璧なものを作ることは必要なく、日々アップデートしていけば良いです。
仮でもいいので自分がいつまでにどうするかを書き出して頭の中にすり込みます。
毎日とまでは言いませんが、できるだけ書き出す頻度を多くする事で、自分の行動習慣を変える強い意識を構築する事ができます。
②できたこと/できなかったこと&次にどうすればいいかを書く
目標達成のためには、「振り返りと改善のサイクル」をひたすら継続することが重要だと私は考えています。
自分が立てた目標に対してその日にできたこと/できなかったこと、次どのようなアクションをするのか日々書き出していきます。
頭の中にあるだけでは行動はなかなか改善されません。
文字として見える形にアウトプットして、自分の取るべき行動を毎日頭に刷り込んでいくことが必要です。
例えば、
授業でのプレゼンが上手くいった/上手くいかなかった
↓
それはなぜか
↓
次を良い結果にするためのアクションは何か
という風に詳細に記載をしていきます。
③日々の出来事・思いも書く
もちろん目標に対する行動だけでなく、日々の出来事・何が起こったかだけでも記録をします。
私の例で言うと、「ホームステイ先のおばあちゃんと外にご飯を食べにいった」なんて些細な出来事も書かれています。
その際に、
- その出来事に対して自分はどのような気持ちになったか
- どのような考えを持ったか
などを一緒に書くと、後の振り返った時に自分の視点の変化に気づくいい材料になります。
目標達成に対する行動&振り返りだけでなく、日々の些細な出来事も記録し、その際の心理状態も記録しておくことでも自身の成長が感じられます。
④モヤモヤ・ストレスを書く
自分が何となく、
- モヤモヤしていること
- ストレスに感じていること
- 嫌なこと
など、たとえ解決策はなくとも紙に書きだすことで気持ちがスッキリする効果があります。
また、何かうまく行かないことについても、
「最後には必ずうまくいくから信じろ!」
のように自分に対して声をかける言葉を書き出すことで、不思議と大丈夫な気になってくるものです。
私はアメリカでの授業のプレゼン前日に、
「これだけ準備したから必ず成功する」
「楽しむこと」
等をよく自分への言葉として日記に書き出しており、まさに上記の恩恵を受ける事ができました。
⑤少しでもいいからできる限り毎日書く・数日遅れでもいいから辞めずに書く
乗り気でないときは数行、描くときは数ページなんていう風に気分次第でした。
しかし、基本的にその日の出来事・思いを忘れないうちに書くように心がけていました。
最悪数日遅れることや、気分が乗らない時はほんの少しの文量でもOKとしていいです。
休んでも必ず再開して、辞めずに書き続けることが重要です。
⑥定期的に読み返す
数ヶ月・半年・一年と、一定のマイルストーンを設けて自分の日記を読み返してみてください。
- 自分がどう成長したか
- 変わっていないことは何か
等が明確になります。
具体的に数値で記録ができるものに関しては数値で記録しておくことも重要です。
それにより、過去の自分との比較結果がより明らかになります。
日記のおかげで私がアメリカ留学中に目標達成できたこと
私は上記に記載したようなポイントを意識し、日記を留学中の振り返りツールとして活用→日々の行動を毎日改善していきました。
そして結果として、留学中に以下のような事を達成することができました。
- アメリカにおけるインターンの獲得
- 学内ケーススタディコンペの優勝
- Dean's List(成績優秀者リスト)への掲載
- 日本の就活向けに目標としていたTOEICスコアの達成
- 日本におけるスタートアップでのインターンの獲得
- アメリカにおけるバスケットボールのセミプロチームのトライアウト合格
- 志望していた外資系企業からの内定獲得
これらは日記の力なしでは間違いなく起こり得なかったと思っています。
もちろんそれぞれの方面での努力はしていましたが、重要なことはその努力がしっかりと可視化され、常に改善されていくことです。
それを実現するためのツールとして私には日記が抜群にフィットしており、再現性のある方法として定着しました。
まとめ
おそらく誰もが知っているように、頭の中で思っただけでは人はそう簡単に変わりません。
紙に書き出して、毎日のように眺めて頭に刷り込むことで、ようやく行動に反映されるものです。
行動が変わればそれが習慣となり、その習慣が自分の目指す方向へと自然と体を動かしてくれます。
書いて書いて、振り返って、毎日行動を改善していくことで、必ず目標は達成できます。
その際のツールとして日記は非常におすすめですので、興味を持たれた方は本記事を参考に是非試してみてください。