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【英語学習】TOEIC400点から800点へ確実に上げるための戦略&勉強法

私はよく友達から英語学習について相談される事があるのですが、最近のケースではTOEIC400点から800点まで上げるためのアドバイスを求められることがありました。

ちなみに私の英語経験等はざっとまとめると以下の通りです。

  • 日本生まれ日本育ち→26歳からアメリカの大学院に2年間留学を経験
  • 海外メンバーとのプロジェクトをいくつも経験し、英語で仕事をすることに問題はなし
  • 持っているテストスコアはTOEIC955点、IELTS Overall 7.0

現在その友人は勉強真っ只中ですが、この事例が他の人にも参考になるのではと感じたので、今回私から友人へのアドバイス内容をこちらでシェアしたいと思います。

こんな人向けの記事
  • 就職活動や仕事のためにTOEICの点数を上げる必要がある
  • TOEICの点数を伸ばす勉強法が知りたい
  • TOEICの勉強の成果がなかなか出ない

 

TOEIC400点から800点まで上げるための戦略概要

まずファーストステップとして心構えですが、英語の勉強も結局は仕事と一緒です。

何をどこまでどのくらいの時間をかけて達成するのかどうやったら最大効率でその作業を進められるのかを考えるところから始めます。

これなしに何となく参考書を開いて始めてしまうことで多くの人は勉強に失敗します(=効果を感じられない・勉強をやめてしまう、など)。

逆に、適切なタイムライン・戦略を立てることがTOEICに関わらず全ての勉強に共通して最も重要なことだとも言えます。

必要な時間は800~1000時間

以下のOxford University Pressの資料が勉強時間の目安として参考になります。

おおよそ800~1000時間の勉強があれば、TOEIC400のレベルから800に到達できると推測できますが、これはおおよそ自分の肌感・経験とも一致しています。

(※↑左の縦軸の現在のスコアから上の行に記載されている目標のスコアに到達するのに、何時間の勉強が必要かを表した図です。)

参考 Setting realistic goals (P.6)Oxford University Press

勉強に挫折・失敗する人はこの「どれだけやれば良いか」が見えていない場合が多いです。

何よりまず先に、自分が走ることになるレースの距離・かかる時間を確認しましょう。

勉強のペースを決める

では自分の走るべき長さ・時間が決まったら、あとはどのペースで進むかを決めます。

400→800点までにかかる時間が800時間だとして、1日1時間勉強だと2年ちょっと1日平日2時間・休日もうちょっと多めの勉強だと1年ちょっとで終わります。

個人的には2年だとゴールが先すぎてモチベーションを失ってしまうことも考えられるので、1年くらいで集中してやるのがいいかなあと思います。

(もちろん勉強時間が確保できそうな現実的な線を引くことが必要です。)

小さな目標を決める

正直400点の人がいきなり800点を目指すと言っても、おそらく絶望的に遠い先のことのように感じてしまいます。

なので、まずは600点を目指して勉強をするのがいいかと思います。

600点ならまだ達成できそうとなるはずで、600点をとった後は800点はより近くに感じているかと思います。

ここで重要なのは「いつまでに」その小目標を達成するかを決めることで、1年での勉強スケジュールとした場合、頑張って集中して4~5ヶ月くらいで達成すると良いです。

時間の確保&時間を作るために習慣を変える

勉強の習慣がない人にとってはもちろんいきなり2時間の勉強など無理に等しいので、短い時間から始めて問題ありません

しかし、一度時間を決めたらそれをひたすら継続することが目標達成への鍵です。

「そんな時間ない」という人もいるかと思いますが、2時間まとめて取らずとも30分を4つに分けることもできますし、そもそも時間が本当にないかを見直してみることは重要です。

ケータイを何となく眺めている時間を削ったり、隙間時間を有効に使えばできないことはないはずです。

私はこの「時間を確保する」「時間を確保するために自分の生活習慣を変える」ができるだけで、勉強の半分は終わりだと考えています。

 

TOEIC400点から600点までの勉強法

まずは単語をひたすら覚える

まずこのレベルの人が圧倒的に足りていないのはボキャブラリーです。

市販の単語帳一冊完璧に覚えるまで他のことをやらないくらい、単語だけに集中して始めに一通りの重要単語を覚えてしまいましょう

単語力をつけるだけで英語が断片的に聞き取れるようになります。

そして、聞くにしろ読むにしろ推測ができるようになるので、完全に勘も頼っていた回答も、最低でも消去法で選択肢が絞れるようになることで正答率が上がります。

単語をひたすら暗記するのは正直苦痛ですが、ここを乗り越えると後の学習が圧倒的に楽になります。

単語の勉強のポイントも、どう辛い単純作業をルーティーン化・仕組み化するかだと考えています。

【事実】英単語&文法を頑張ればその後の英語学習が圧倒的に楽になる

次に文法・熟語も一通りやる

これも暗記になると思いますが、文法・熟語も体に染み込ませるくらいひたすら繰り返して取り組むことで後の英語力の伸びに大きな差を生みます。

また単にTOEICというテストのための勉強に留まらず、文法・熟語を覚えることは実際に英語を話す力にも直結します

英語初級の時にほど文法・熟語を頑張っておくと後々必ず良かったと感じることができます。

おすすめの参考書としては、やはりかの有名なDUOです。

単語・文法・熟語全て一冊でカバーでき、この一冊に書かれている内容を完璧にマスターすればTOEIC800点は取れるレベルにまで到達します

個人的には実際の会話に使えるフレーズ集として重宝しており、現在でもDUOを繰り返し使っています。

 

TOEIC600点から800点までの勉強法   

シャドーイングで耳口を鍛える

TOEIC600点が取れれば基礎がそこそこ固まっているレベルだと思うので、そこからより実践的なトレーニングに入っていきます。

このレベルの学習におすすめなのがシャドーイングで、私は学生時代シャドーイングがきっかけで英語力を大きく伸ばすことができました。

机に向かっていなくてもできますし、隙間時間にうってつけのトレーニングで、時間を有効活用しながら英語力の底上げができます。

詳しくは以下の記事にまとめていますのでご参照ください。

【効果絶大】英語力を飛躍的に向上させる「シャドーイング」の方法

英語小説の多読で大量のインプットをする

最後に英語の小説などの生きた多読教材でひたすらリーディングを行い、英語のインプット量を上げます。

これによって長文に対する抵抗はなくなりますし、意外なことにリスニングの向上も見込めます。

注意としては、英語の基礎力ができていない段階で始めてもなかなかスムーズに進みません。

なので、単語や文法、熟語を一通りマスターして、TOEIC600点程度の力がついてから挑戦するのが望ましいです。

私は大学生の時に英語小説の多読と出会って以来、英語の勉強の楽しさを知りました。

そして、継続して取り組んだことで英語力の劇的な向上を感じることができました(現在も再び毎日読む習慣に戻っています)。

英語の多読については以下の記事にもまとめていますので、詳細はそちらを参照ください。

英語上級者を目指すならば小説の多読をおすすめする【TOEICにも◎】 【英語小説多読】TOEICスコア800点超えを実現したおすすめの洋書

 

まとめ

今回はTOEIC400点から800点まで上げるための勉強法のシェアでした。

改めて重要なポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 800点を取るために「どのくらい時間がかかり」「これから自分がどれくらい毎日勉強して」「いつ達成するつもりなのか」をクリアにするためにしっかりとスケジュールを立てる。
  2. いきなり800点を目指さず、まず小さな目標を決める(いつまでに達成するかも決める)。
  3. 勉強時間を確保するための習慣を作る、生活を変える(時間は必ずある)。
  4. TOEIC600点以下のレベルなら、まず単語・文法・熟語を集中して頭に叩き込む。
  5. TOEIC600点を超えたらシャドーイング・英語の小説多読でインプット量を上げて英語力向上を加速させる。

今回TOEIC対策の参考書等に一ミリも触れなかったのですが、正直テクニックや時間配分は試験前の最後の仕上げ程度にやればいいと考えています。

TOEICの為の勉強をしなくても必ずスコアは伸びますし、結果的にモチベーションも続くかと思います。

(私は学部時代にTOEICに特化しない勉強方法を続け、日本を出ずに800点以上取得しています。)

もちろん今回私が記載した流れに完璧に沿う必要はなく、TOEIC用の参考書中心に勉強するのでもOKです。

大事なのは最初にも述べた「どう勉強するか」「どう勉強の習慣を作るのか」だと思いますので、「何を使って勉強するか」は参考程度に捉えてください。

しっかりと勉強を継続する仕組みさえ作ることができれば、TOEIC800点は誰でも必ず到達できるラインなので、是非頑張ってトライしてもらえればと思います。